2010年代Tumbr上に実在したニンフェット(女児が男児を成長速度で抜く小学校高学年から、再び抜き返される中学生の時期までの少女)軍団のイメージは、あくまでこんな感じでした。
今回の投稿の発端は以下のTweet
個人的メモ。私はアニメ漫画ゲーム作品に沿ってフェミニズム文学史について語る事が多いのだけど、そこで浮上してくる「女性解放に役立った」男性像って「肝心な時に役に立たない(夫としても父親としても駄目)なタキシード仮面さん、「勝てないけど死なない」アララギさん、そして…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
「ただの詐欺師ながら視野内では害をもたらさず、視野外で勝手に死んでいく」貝木さんの三軸だったりするという。まぁ現実の制約がない架空の物語の文法展開なのでここまで全貌が俯瞰可能な形にまとまったという話も。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
もちろんそのまま単純に基底認定は出来ないアプローチだけど、確かに事件が全て解決した現場に現れたタキシード仮面が「この場における私の仕事はもうない」と言い残して去ったり、高層マンションのベランダから飛び降りて登場するちびうさを止められない地場衛パパがゲラゲラ笑われたり…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
本来最強のはずのアララギさんが登場する物語シリーズヒロインのほとんどに袋叩きにされて「弱さ」を露呈するのにも、「誰にも救えない最強の蛇神状態」に落ちた千石撫子を「詐欺師」貝木泥舟が自業自得で破滅していく過程で、彼にしか出来ない方法で彼女を救うのにも、それぞれ通過儀礼的意味合いが…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
ちなみにたまたま「第一弾」についてこんな話が。しかし「第二弾」のアララギ君は決して「弱く」ない。普通の男性は手足が千切れても再生しないし、真っ二つにされたら即死してしまうのである。https://t.co/HdjGn2aKDy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
10年前のTumbr全盛期というと、2007年にYoutubeでジャスティン・ビーバーとそのファン層「ビリーバー」が誕生し、これにアニメ漫画ゲームファン層が同年誕生のボーカロイド「初音ミク」が集結して対峙する図式が存在しました。https://t.co/2ye81dagnJ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
この衝突の中核を担っていたのが( Facebook上での親監視機能を嫌って逃げてきた)ニンフェット世代(女児が男児を成長速度で抜かす小学生高学年の頃から、再びぬこ返される中学生にかけての少女)だった訳ですが、そこに割り込んできた第三世代フェミニストの「(ニンフェッド世代にとっての)姉様」達は…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
このうちアニメ漫画GAME派を「君達は通過儀礼として「役立たずの男」を笑ったり、男をサンドバックにする過程で彼らの死までは望んでない事を自覚したり「うまく騙してほしい」とアンビバレントな感情を抱いてる事を自覚する必要がある」とオルグって上手く籠絡してました。https://t.co/B6TM9VfzeH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
まぁこの辺りが私の上掲の「フェミニズム文学史観」の出発点となった訳ですが、材料が全部日本の作品なのに日本であまり広まってないのが不思議という…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
ちなみにこの考え方が最後に到達した「非可換論」、社会学自体の数理的基盤を脅かす要素を含んでいたりして中々に侮れません。https://t.co/5Y248mdIX9
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月30日
そして…
個人的メモ。海外のネット上では「通過儀礼として「頼りにならないイケメン」をゲラゲラ笑い、サンドバックにしつつ、詐欺師へのアンビバレントな態度を自覚する必要がある」ニンフェット世代(女児が男児を成長速度で抜かす小学生高学年の頃から、再びぬこ返される中学生にかけての少女)の気持ちを…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月31日
第三世代フェミニストは(自分も経験者なので)思いのままに操れるのに、暴走Jフェミはそもそもこの段階を女性の重要成熟過程として認識してない模様。やっとその理由が分かりました。彼女達は今やっとこの疾風怒濤期に到達したばかりなのです。https://t.co/F96d4MOVgS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月31日
もちろんフェミニズム第三世代運動自体、まだまだ無謬とは言い難い混乱に満ちた黎明期にある訳ですが、それはあくまで「ニンフェット期を乗り越えた先、どう生きるか?」という次元の話であって運動家当人がその段階にあるのでは話にならないという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月31日
だからこんな有様に。
なぜ彼女たちは、女性を搾取するヤクザやホスト、DV夫といった「明らかな敵」ではなく、「明らかな味方」=自分の身近にいる、フェミニズムに理解を示すリベラル男子たちを執拗に叩くのだろうか。
そんな感じで以下続報…