「出来ない事」は、それを打ち消す「出来ない理由」が消失すると「出来る事」に変わります。隠して「誰にでも出来る事」と「誰にも出来ない事」の挟間に独特の中間領域が発生するのです。
①テクノロジー的制約や歴史的トレンド推移が理由だと個人の努力ではどうしようもないが、その最先端では「状況変化に商機を見出そうとする」トレンド・シーカーが自らの主観的判断に「値付け」する機会を狙っている。
②これと連動した形で「誰かにしか出来ない事(市場価格高)」と「誰でも出来る事(市場価格低)」を巡る需要供給の関係が生み出す値付け市場が存在する。この広がりをとりあえず事象の水平面の評価軸として捉えよう。
③すると各個人の「やりたい事」が事象の垂直面、すなわち方向としては独立しているものの、その実現難易度が「事象の水平面からの重み付け」を受ける空間が立ち現れてくるのである。
まだまだ叩き台もいいところですが、この辺りから何か見えてきそうな気がしてきた?
とりあえず今回の投稿の発端は以下のTweet。
「仕事のオファーが来るかどうかって上手いかどうかよりも個性的でその人じゃないとできないポジションの方が重要じゃない?」
— 洋介犬@LaLaLa…商業化&新連載6/21スタート (@yohsuken) 2022年5月30日
「(孔明の顔で)お気づきになられましたか」
以前、とある編集さんと話したことなのですが、「なにができるか」と「なにができないか」と「なにをしたいか」の3つがはっきりしていない人には、そもそも声をかけづらいそうですね。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) 2022年5月30日
やっぱり「なんでもできます」は看板としてはネガティブですねぇ…。
— 洋介犬@LaLaLa…商業化&新連載6/21スタート (@yohsuken) 2022年5月30日
その昔、三人の奴隷がいて、一人目は「なんでもできる!」二人目は「できないことはない!」と豪語し、最後の一人は「横の二人に全部取られたので、なにも言えません」と言ったところ、大ウケし、気に入られて自由になったというイソップ小話を思い出します。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) 2022年5月30日
歴史は「これまで諸般の事情で出来なかった事」が、同様に諸般の事情から出来る様になった時「それがやりたい人間が有利になる」みたいな感じで回ってる気がします。「指輪物語の実写化」とピーター・ジャクソン監督の関係みたいな感じ?https://t.co/6zIxqqYuQW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月30日
歴史は「これまで諸般の事情で出来なかった事」が、同様に諸般の事情から出来る様になった時「それがやりたい人間が有利になる」みたいな感じで回ってる気がします。「指輪物語の実写化」とピーター・ジャクソン監督の関係みたいな感じ?https://t.co/6zIxqqYuQW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月30日
トップクラフトは犠牲になったのだ!! だがその犠牲のせいで「出来る事」は増えたのだ!!https://t.co/yJv6A7cG3H
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月30日
京極夏彦が「師匠」水木しげる画伯について「あくまで自分のやりたい事しかしなかったが、それを最大限生かして自分をどう売り出すかについては人一倍敏感だった」と紹介していたのを思い出します。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月30日
そんな感じで、以下続報…