久し振りに「二口女」の話に戻ってきました。
今回の投稿の発端は以下のTweet。
個人的メモ。令和版「うる星やつら」の諸星あたる、声優(神谷浩史)絡みで「物語」シリーズの阿良々木暦に聞こえる事が。おそらく制作スタッフも無自覚ではなく第1話「駆け巡る青春」のこの場面… pic.twitter.com/XdsAOhVUE7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
「傷物語」のこの場面へのオマージュ。確かにどちらも「タフでなければ生き延びられない。タフなだけでは生き延びる資格がない」系のキャラである辺りも重なってくるんですね。 pic.twitter.com/j7xVDeouGl
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
まぁ「物語」シリーズで呼び寄せられる美少女怪異はどれも凶暴。そもそも腕の一本や二本持って行かれたり、真っ二つにされて腸を引き摺った上半身が吹っ飛んでいくなんて交際上の当たり前の対価。並の肉体の持ち主では務まりません。 pic.twitter.com/XgxlU78HkO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
そんなかんなで海外ネット上では「物語」シリーズから流れてきたとおぼしき「令和版うる星やつら」新規ファンの妄想が飛んでもない事に。ごめん「うる星やつら」において愛情表現として許されるのは「噛み付き」攻撃までで「噛みちぎる」のは無しなんだ… pic.twitter.com/68KCOSfDyq
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
それでも「しょうがないなぁ」と笑ってられる強者だけが「諸星あたる」の立場に留まり続ける事が出来るという訳です。求められているのは、まさしくインド神話における「シヴァの抱擁心」…https://t.co/cmDFRSHe9p
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
さらに声優関係で重ねられつつあるのが、あだちとか「ノラガミ」の主人公夜卜。https://t.co/vJfdcoMrI5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
一見、設定もルックスもなかなかの存在ではあるのですが…https://t.co/aAf5W2uKQW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
よく考えてみるとジャージとか貧乏臭い?(一丁羅です)https://t.co/ZyREgIw1MC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
そしてやはり夜トもまた本質は駄目男中の駄目男…https://t.co/SVHU2oTz4Z
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
しかしながら、やはり「どんなにサンドバックにされても死なないタフさ」ゆえに何があっても生き延びます。そしてこれに毎回ほだされてしまうのが「ダメンズウォーカー」の動かぬ証…(実は「ノラガミ」ヒロインの壱岐ひよりちゃんの人格にも似た側面が…)https://t.co/LEkAVtBLDN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
まぁいわゆる「女は上書き(とはいえこまめにバックアップも取ってあり、バックトラックも瞬時)」の典型例とも見て取れる訳ですが… pic.twitter.com/EEuoQti1Ll
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
昭和版ED「心細いな」はラムちゃんでなく「しのぶとあたるが交互に歌う」くらいのバランスでいいという「80年代うる星やつら(アイドル学園ラブコメ路線)」に至る前の人間関係ですね。https://t.co/AF3ikEESds
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
あだちとか「ノラガミ」における「しのぶ枠」ともいうべき「伴音=真喩」さんに至ってはさらに容赦がありません。 pic.twitter.com/Mbyu2Ym8Nn
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
こちらは序章にして別れてしまうのですが(「本編の神器」雪音君との出会いの前振り…) pic.twitter.com/WjwDLSqhe6
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
再登場時は完全に「上書き済み」。まぁ原作のしのぶもここはそんな感じでしたが…(あたるに引き寄せられたくらいなのでそもそも災厄体質らしく、その後も人外ばかり引っ掛かりまくる。隠れ「ダメンズウォーカー」要素?)。 pic.twitter.com/C07ZUM5VyC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
こうやってサンプル数を増やしていくと、この種の物語文法に登場する女性は、究極的には「毒婦タイプ=対象に噛みついて血を啜り、生肉をを食いちぎって飲み込む事にエロティズムを感じる」と…https://t.co/bRroNQJMCe
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
「貞女タイプ=白兵戦では仕方なく爪なども使うが、可能なら遠距離から机を投げたり剣を突き立てて仕留めたがる」に峻別可能な気がしてきました。この話には興味深いバリエーションがあって…https://t.co/TkxqND0nkK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
映画「ヴェノム(2018年)」が封切られるとそっちのコミュニーティに吸収され、今ではこうした起源について語る人も絶えましたが、どうやら女性心理の内部にこういう「はしたない」的脊髄反射感情に由来する「毒婦と貞女を無意識下で峻別するメカニズム」が潜在している模様…https://t.co/8boLGHCHc3
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
鬼頭莫宏「殻都市の夢(2003年〜2005年)」第2話「3年間の神」がニンフエット層(女児が男児を成長速度で抜く小学生高学年から抜き返される中学生にかけての少女)にカルト人気を誇ったり… pic.twitter.com/n4mS4tpYvB
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
そして「ノラガミ」では自分が「貞女」枠ではないと気付いてしまった「良家の子女」壱岐ひよりちゃんが、とうとう夜卜にガブリと噛み付く展開に… pic.twitter.com/jCNGW6tQJN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
こういう問題こそ「フェミニズムの最前線」たるべきなんですが、正直10年前の時点で「第三世代フェミニストの姉様達(大学院以上の白人女性が突出し、スクールカウンセラー資格保持者が膨れ上がった時期)」も手を持て余してた印象しかありませんでした… pic.twitter.com/3qCoPKnoTi
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
そう、これも結論としては「(本来の形での)フェミニズムに至る道」?https://t.co/yP5ncijY8p
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月5日
さらにはこんな話も絡んでくる?
そんな感じで以下続報…