以下は「古代帝政崩壊」と「主権国家登場」の狭間を埋める試みの一環…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
スペイン人による南米征服は同国の暗黒史だけど、コンキスタドール、征服者達と言われた人達による侵略に関して、近年は少々変わった見解が出されてるみたいね。
— エリザ (@elizabeth_munh) 2022年7月1日
シャルルマーニュの時代のヨーロッパ人でもさして変わらぬ事が出来たのではないかと。
正確に言うとフランク王国時代に発明された「鐙で踏ん張る」
と言うのも、コンキスタドールは特別な軍事訓練を受けたわけでもない身内の集団で、愚連隊的な性格が強い冒険者集団。
— エリザ (@elizabeth_munh) 2022年7月1日
スペインと言えば無敵軍団テルシオだけど、こんなものはアメリカ大陸に派遣されてない。派遣したら費用でスペインは死ぬ。
銃は性能が低い。 pic.twitter.com/YrKWlqrKzk
逆手に持ち替えて棍棒としてふるうまでに一度か二度撃てたら幸運だった、と書いてる。
— エリザ (@elizabeth_munh) 2022年7月1日
相手もバカじゃない。数度接触すれば銃にも慣れる。
重要だったのは銃でも砲でも、それを有効に活用する軍事技術でもなく、アメリカ原住民が使わなかった馬と鉄器、すなわち鉄剣や鎧だった。
だとしたらシャルルマーニュの時代の騎士達でも同じことはできた事になる。
— エリザ (@elizabeth_munh) 2022年7月1日
より重要なのは彼らがもたらした天然痘で、後はヨーロッパから延々と送られてくる人達によって人口が圧倒されるほど、原住民は不利となる。
こうして見ると、劣った文明が優れた文明に敗北したのではない。
単に、馬だの鉄だの、はるか昔から持っていた側が優越し、後は人口で圧倒した。それだけの話なのね。
— エリザ (@elizabeth_munh) 2022年7月1日
この後の植民地支配黄金パターンである、『人口構成の変化や社会不安などにより混乱したところを本国から来た兵がまとめて掻っ攫う』っていうのの萌芽が見られますね。
— にいがたさくら@小話する人 (@monkey_across) 2022年7月1日
そんな感じで以下続報…