法的にはこういう話になってくる模様? なるほど、このイデオロギー的偏り感…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
新宿にREVOLUTION +1を観にきました。
— 大田区議会議員_おぎの稔_メタバース・議員系Vtuber🏭🛫 (@ogino_otaku) 2022年9月26日
率直に行って加害者には賛成しませんし、今このタイミングで映画を作ることも国葬にぶつけて発表する事も私は賛同はしません。しかし、発表の場を奪うことにも賛同しませんし、観ずに叩くのもどうかと思うので観てから批判します。 pic.twitter.com/t1iTydSo4x
山上容疑者をモチーフにした映画に反対する人の中には音楽家や小説家もいるのは驚いた。自分の表現が誰も傷つけず不快にせず抗議されたりよもや逮捕される事など疑う事すらない(から多分意識もしてない)様な幸せな環境で生きて来て、たぶん今後もそうであろう事に。
— ろくでなし子(自分のまんこで前科一犯) (@6d745) 2022年9月26日
ろくでなし子さんのツイートは重みが違うわ。
— ymils(イム)⚡ (@ymils_y) 2022年9月26日
女性としてフェミニストとして表現した事で有罪となって前科が付いた人だもの。
ここに乱入。
表現規制反対派は上演中止なんて求めません。世界恐慌下の1930年代、右派が「聖戦遂行の覚悟を鈍らせる」、左派が「プロレタリアート革命を遅らせる」として(当時の松竹人情物を代表する)小津康次郎の小市民映画の「認識の甘さ」を攻撃した時でさえ個人単位ではそうでした。https://t.co/qJndAijGlH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
新左翼運動の流れを組むアナキストとウルトラ・フェミニストの支持を受ける形でテロ礼賛映画「未来を花束にして(Suffragette,2015年)」が封切られた時も、こうした勢力と対立関係にあった第三世代フェミニストはむしろ積極的に映画館に足を運んだものです(私もちゃんと映画館で鑑賞している)。 pic.twitter.com/iS2PDXHet8
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
当時のアナキストはBLM運動に介入して暴動を誘発し略奪に扇動するのに成功しており、ウルトラ・フェミニスト達も「女性が現在の権利を勝ち取る過程ではテロ行為が不可欠だったし、これからも欠かせない」と同意を示したのです。こうした動きと敵対関係にあった第三世代フェミニスト側はどう戦ったか? pic.twitter.com/siPiFLwXWh
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
彼女達は1913年初頭、実際にWSPUと呼ばれるボディガード集団が編成された事に取材した「イーディス・マーガレット・ガラッド(演ヘレナ・ボナム・カーター)がバーティツを教える場面」に注目し、そのGIF画像に以下のキャプションをつけて流しました。 pic.twitter.com/KsWqdIrvxA
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
「私にはあなた達の正義が正しいか間違ってるかまでは分からない。だがそこに危険に身体を脅かされている女性がいるなら、私は護身術を教える」。これが本当に「バーティツ創始者」上西貞一の弟子の誰かの言葉だったのかまでは分かりませんが…https://t.co/yL0iwxaJjQ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
揃ってこの作品への言及はその一点に留めたのが当時なりの第三世代フェミニスト側の戦い方だったし、これからもそうあるべきと考えます。当時は日本の本屋の棚にもウルトラ・フェミニズムの立場に立つ「ドラゴン・タトゥーの女」や「その女アレックス」が平積みにされ…https://t.co/wzbtMKIp0X
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
第三世代フェミニスト側は必ずしも有利な立場にあった訳ではありませんが、少なくとも「未来を花束にして」が実質以上の礼賛を受ける流れはそうやって国際的に断ち切られたのです。もし「山上容疑者の生涯に取材した映画」が「テロ礼賛映画」なら、この戦い方一択かと。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
これに追記。
ま、結局海外において第三世代フェミニズム勢は劣勢を強いられ、2018年以降は重要拠点だったTumbrも失陥してしまう訳ですが。そういう時の勝利側の発言はこういう感じとなります。https://t.co/D056ttfU32
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
「現実を認めよ、敗北者ども。現実は常に正解で負けたお前達の側に一切の正義はない。自業自得の愚かさを反省しながら滅んでいけ」。立場が逆転した場合の事を一切考えてない浅薄な発想… pic.twitter.com/cxtFa5UdON
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月26日
そして「鋼の錬金術師」におけるこの様な存在は、こんな最後を迎える展開に… pic.twitter.com/Nvbfnl4Ltr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年9月29日
そんな感じで以下続報…