諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【暗黒文学論】没落階層と匪賊と革命?

さて「赤匪」の正体や如何に?

今回の投稿の発端は以下のTweet

ここに乱入。

とりあえず覚え書き。

  • かかる「毛沢東の地域調査レポート(記憶が正しければ「毛主席語録」にそれそのものか要約を収録)」自体は若い頃の論文であり、かつその時代から中華人民共和国成立(1949年)までの毛沢東にこの考え方を中国共産党の基本方針に採用させるだけの権限は存在していなかった(相応の権力者として台頭してくるのは朝鮮戦争(1951年~1953年)以降という分析もある)事を忘れてはならない。

  • それにも関わらず世界史リブレット「二十世紀中国の革命と農村(2008年)」には中国共産党が匪賊を一般市民に嗾けて破壊活動を行わせ、毛沢東がそれを「好ましいやり方」と絶賛する場面が収録されている。必ずしも毛沢東レポート由来とは限らず、内容的もどれだけ重なってるか不明だが、当時「共産党が匪賊を用いる」展開自体はそう珍しいものではなく、だから「中華人民共和国成立時点の統計で全体の2%くらいが匪賊出身」となったとは考えられる訳である。

    また「マオ 誰も知らなかった毛沢東(2005年~2006年)」は長征(1934年~1936年)以前、すなわち全中国の共産主義勢力を江西省瑞金に結集させ中華ソビエト共和国(1931年~1934年)が建設される過程で「共産党幹部による支配地拡大作戦」が必要となり、毛沢東が自らの理論を試す機会を得た可能性について指摘している。

そんな感じで以下続報…