今回の主役は「冥界の女王」エレキシュガルさん?
今回の投稿の発端は以下。
「ぼっち・ざ・ろっく」解析メモその1。扉絵元ネタ一覧を入手したけど、まともに聞いた事あるのは5,6曲。もうすっかり年寄りになっちなった…https://t.co/02V39Jffwd
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月24日
これも大いに役立ちました。「ぼっち・ざ・ろっく」に影響を与えたと目されるバンド一覧…わぁ、やっぱり全然時代についていけてなかったわ、私…https://t.co/x9haho1cSh
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
これらの記事から見えてきた事。挿入歌「あのバンド」にはIvy「青写真」なる2010年代の名曲の影響が見て取れる事。この曲の存在を初めて知りましたが、普通にエネルギッシュでいい曲ですね。https://t.co/a8zYyhogkT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
そして廣井きくり率いるSICKHACKの元ネタはおそらくマーガレット廣井「八十八ヶ所巡礼」。両者の演奏スタイルを比較しても、まぁまず間違いないところ…https://t.co/ehcF6SADvT
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
まずはライブハウスのオーディションで結束バンドが「あのバンド」を演奏する場面。これまでバンドでは発揮出来てなかった「ギターヒーローとしての能力」を初めて顕現させます。おいおい、これが女子高生の演る曲かよ…そもそもロックというよりフュージョンでは?https://t.co/oZ3zT1cgc7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
原作漫画ではこんな感じ。「お前の事ちゃんと見てるからな」。おやこの場面、見方を変えてば「エレキシュガルの番頭が探していた標的を発見した場面」なのでは? そして「エレキシュガルの番頭」が「標的」を発見すると何が起こるのか? pic.twitter.com/aQWXydTdgG
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
そう、正体を隠したエレキシュガルさんが日常生活の中に普通の人間を装って割り込んでくるんですね。そう岩井俊二監督映画「リップバンヴィンクルの花嫁」の世界において、気付いたら天才「ましろ=Cocco」が隣にいた様に…そして場合によっては、早くもこの時点から「死への勧誘」を始めます。 pic.twitter.com/iowHQenPV9
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
いずれにせよ本番は「逃げきれない距離」まで近付いてからの正体顕現以降。実際の展開には数多くのバリエーションが存在し、アドベンチャーゲームの様に分岐点ごとの行動選択の結果として最終的な生死が確定するのです。https://t.co/t3vDWRPpez
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
こうした「冥界神エレキシュガルとその番頭の冒険譚」なる物語文法、いかんせん古代シュメール文明時代においてすら粘土板に楔文字で刻まれてたくらいなので古い古い…そういえば日露戦争当時に小泉八雲が世界じゅうに広めた「雪女(1905年)」も、ほぼ同じ構造の物語ですね。https://t.co/uiLhAY9Qsy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
さらに興味深いのが、昨年同様にアニメ化された「パリピ公明」もまた「冥界神エレキシュガルとその番頭の冒険譚」のバリエーションなのですが「廣井きくり率いるSICKHACK」と「ななみん率いるアザリエ」に可換性が存在する事。https://t.co/tY8uipnq8w
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
まぁ、どちらも物語中で果たす役割が似ているのでこの部分は自明の場合に過ぎないのですが、面白いのが残りの非可換部分。なんと「現実に実在したエレキシュガル」M.I.A.を、しかも「あっけなく主人公に倒される中ボス」として登場させているのです。https://t.co/tzsEFnttDR
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
まぁM.I.A.自体は、あまりの素行の悪さのせいで2010年代前半の早い段階で業界追放されてしまい、その衣鉢は「常に外貨獲得手段に飢えている」韓国勢が継承する展開を迎えます。https://t.co/TWlgDyZdJN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
まぁM.I.A.自体は、あまりの素行の悪さのせいで2010年代前半の早い段階で業界追放されてしまい、その衣鉢は「常に外貨獲得手段に飢えている」韓国勢が継承する展開を迎えます。https://t.co/TWlgDyZdJN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
この「火中の栗をあえて拾いに行く戦略」が国際的ヒットに結びついた実例としては2ne1「Norza」の「I am the best」…https://t.co/CQxuPqbeuM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
BTSの「MIC Drop」辺りが歴史に名を残します。一方、日頃から「マドンナもレディ・ガガもイビサ島の最新音楽トレンドをコピーしてたに過ぎない」「アメリカの繁栄も長くない」と豪語していたM.I.A.の傲岸不遜さを継承してこそ乗る追加ボーナスを日本音楽勢は黙殺。https://t.co/y3PokqHrHD
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
まぁM.I.A.自体は、あまりの素行の悪さのせいで2010年代前半の早い段階で業界追放されてしまい、その衣鉢は「常に外貨獲得手段に飢えている」韓国勢が継承する展開を迎えます。https://t.co/TWlgDyZdJN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
この「火中の栗をあえて拾いに行く戦略」が国際的ヒットに結びついた実例としては2ne1「Norza」の「I am the best」…https://t.co/CQxuPqbeuM
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
BTSの「MIC Drop」辺りが歴史に名を残します。一方、日頃から「マドンナもレディ・ガガもイビサ島の最新音楽トレンドをコピーしてたに過ぎない」「アメリカの繁栄も長くない」と豪語していたM.I.A.の傲岸不遜さを継承してこそ乗る追加ボーナスを日本音楽勢は黙殺。https://t.co/y3PokqHrHD
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
とはいえ韓国勢もM.I.A.ショックがあくまで一時的トレンドに過ぎない事は理解していて2010年代末までにほぼ徹底完了。まだYGエンターテイメントの「Black Pink」プロジェクト辺りに未練を感じてないでもないが、コロナのせいで活動休止に追い込まれており復活するかは未定。https://t.co/lbOV7FxxTk
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
この辺りの再調査の過程で思いついた事。日本の少女達が太腿を極限まで剥き出しにした上にバサっと上物を羽織って「はいてない?」をやりたがるの、やはり韓国ファッションの影響かも。とはいえオリジンは韓国ではなく、また日本の少女達も盲目的に受容してる訳でもない。https://t.co/0zw9q44ttk
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
こういう事はなる様にしかならないので放置しておくに限る。そして全体像を俯瞰すると「パリピ公明」で(ずっと黙殺を続けてきた)M.I.A.について、あえてその功績を認めない形で言及があったという事は、ある意味日本音楽勢の「反撃」の準備が整った兆候なのかも。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年2月25日
そんな感じで以下続報。