この辺り改めて掘り下げたくなりました。時間があれば…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
佐賀を贔屓してくるるっとは嬉しかっばってん、佐賀藩は厳密に言うたら、アームストロング砲は国産化しとらんとよ。 https://t.co/Atzat3o3Aa
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
残された写真などから、砲身構造はオリジナルの練鉄装箍式ではない模様。ただし尾栓はオリジナルよりも進歩的なものだった可能性大。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
英軍のオリジナルは事故が多発して使用中止になっているので、改良品でないと無理だったのでしょう。
— 腹黒屋@次は幕末 (@shop_haraguro) 2023年4月8日
垂直鎖栓ブロックを締め付ける尾栓を、オリジナルの数回回転させる方式からバヨネット方式にし、さらに安全装置を設けたと推測されています。https://t.co/Xqt8CzyIha
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
ここに乱入。
ドラマとして面白いのは「化猫騒動」の方なんだけど…本来は「江戸幕藩体制下では下剋上は許されてない筈なのに、藩主が龍造寺家から鍋島家に代わったのどういう事?改易間違いなし?」みたいな生々しいスキャンダル事件だったのに、報道管制が酷くて真相は闇の中…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
そこで芝居屋が、真相不明を逆手に取って「化猫が出たんです」と面白おかしく広めたのが「佐賀化猫怪談」の始まり。ここで興味深いのが幕末期佐賀藩を主導した武雄鍋島氏が龍造寺系だった事。それまで何処に隠れていたのか…化猫はやはり復讐を手伝ったのか…https://t.co/iFQ4GL6jGK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
そこで芝居屋が、真相不明を逆手に取って「化猫が出たんです」と面白おかしく広めたのが「佐賀化猫怪談」の始まり。ここで興味深いのが幕末期佐賀藩を主導した武雄鍋島氏が龍造寺系だった事。それまで何処に隠れていたのか…化猫はやはり復讐を手伝ったのか…https://t.co/iFQ4GL6jGK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
申し訳ない‼︎「武雄」って「たけお」と読むんですか。これまで頭の中で「ぶゆう」と呼んでました。化猫「にゃー(フェートン号の時は駆けつけるのが遅れてすまぬ」とか、そういうエンタメ路線ならもしや?https://t.co/tktH5ltAMz
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
多久・武雄・須古・諫早の龍造寺四家は「御親類格」として当主は佐賀城内屋敷に常駐、家老職として佐賀藩を主導しています。隠れたりしてませんよ。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
フィクションを基に佐賀藩では猫が意味嫌われたなんて虚説が流れたりしますが、実は閑叟公の姉君の姫様が見事な猫のブリーダーで、他家から請われて子猫が貰われていく様はちょっとした大名行列のようで、江戸で評判になっていたとか。そんなことも揶揄して猫騒動が創作されたのかも。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
まぁ江戸の芝居屋「話題になってる割に情報が出てこない←商売のチャンス‼︎」と考えただけなのは明らか。ただ、何処から「化猫」が現れたかだけはずっと不明のままだったんです。なるほど、そんな事が…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
実はおどろおどろしい話も。佐賀藩江戸屋敷内に正体不明のもののけが出て、妖気が漂っていたという風聞もありました。これも佐賀猫化け騒動のモチーフのひとつになったものと思われます。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
ほう、本当に勉強になります。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
私は「化猫譚」方面から入って「ゴム製の雨合羽を着てスナイドル銃連発銃とアームストリング砲を装備したオーパーツ近代軍」に魅せられた口なので内政面に疎くてすみません。勉強になります。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
それにつけても佐賀藩の日本史との関わり方、フェートン号事件も併せ常にドラマティック過ぎますね。https://t.co/iz4yn9V2LC
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
ソースが怪しいエピソードで申し訳ありませんが、そういえば「ペリー艦隊が浦賀に現れたのは長崎に佐賀藩が国産のアームストロング砲をずらりと並べてフェートン号の敵討を狙っているという情報があったからだが、当時の佐賀藩にそれが準備出来た筈がなく「紙の戦争」に勝ったくさい」という話も。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
さすがにアームストロング砲はまだですが、長崎の佐賀藩の持ち場砲台や湾外佐賀藩領伊王島には24ポンドから150ポンドまでの国産鉄製カノン砲をずらりと並べていて、律儀に長崎に廻航したロシアのプチャーチンの胆を冷やさせ、ロシアとの交渉を有利に進める一助になったとも言われています。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
割と好人物なのに、ただひたすら酷い目に遭わされ続けるプチャーチンさん…https://t.co/ORCK012bSj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月8日
幕末でも猫ってブリーダー的な飼い方してるのはあったんですね。勉強になります。
— リアル農夫houmei@【JCU】マイクラ城郭再現【BE勢】 (@nouhuhoumei) 2023年4月8日
鍋島の姫様が飼っておられる猫は美しいことで有名で、その子猫を分けてもらいたいという申し出が多かった、というところですかね。
— 中西豪@史道不覚悟 (@take_nakanishi) 2023年4月8日
そんな感じで以下続報…