そう、始まりはこれだった?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
オカマは私らオカマの自称!それを差別表現だから消せ!と喚くのはLGBT側の傲慢だわ。 https://t.co/bQOlRiNlop
— 月清 (@tsukikiyora) 2023年5月14日
日本へは本田勝一が「カナダ・エスキモー」で広めた「イヌイット」呼称問題を思い出しました。①「エスキモーは蔑称だから使うな、イヌイットと呼べ」とカナダ・エスキモーが言い出した。②その背景には政府の庇護を受けてかろうじて存続する「負け犬」自認が存在した。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
③実はそれは、プルドーベイ油田経営権を獲得し銃規制反対の立場から共和党の重要な支持基盤をなしている「勝ち組」アラスカ・エスキモー(むしろ喜んでエスキモーを自称)への腹いせでもあった。④アラスカ・エスキモーは環境左派も敵視しており(パイプラインを狙ったテロ事件も起こっている)…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
アラスカ・エスキモーを民族概念から除外し現地インディアンを被害者認定する必要性から「イヌイットだけが被害者(アラスカ・エスキモーはむしろ駆逐すべき差別者側)運動を展開。まぁ反差別運動の大半はこんなもの?https://t.co/qZrnuqWdfo
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
「ナチスによるユダヤ人迫害」も①そもそもドイツ帝国は「地方自治が発達し過ぎて廃藩置県が敢行出来なかった江戸幕藩体制」みたいな国柄。(ベルリンの様に)ユダヤ人とドイツ人が二人三脚で近代化してきた地域と(ミュンヘンの様に)帝国成立直前まで公然とユダヤ人が追放されてた地域が渾然一体状態。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
②そんなドイツで「敗戦とその後の大不況の責任をユダヤ人に押し付け様とする機運」が高まった時、その波に便乗してナチスが大躍進したのは「むしろ差別されているのは我々ドイツ人」なる彼らの感情への共感を前面に押し出し、自ら「親ユダヤ地域への迫害」を陣頭指揮して国民感情を一つに束ねたから。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
③「ナチスのユダヤ人迫害の主目的は(少なくとも最初期の段階においては)ユダヤ人迫害そのものというより(親ユダヤ地域のドイツ人を犠牲にしての)共通敵創造による国民感情統一」という話自体は映画「ヒトラーに盗られたウサギ」でも紹介されてました。https://t.co/l10jX7W7UO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
「どうして反差別運動の大半がそのまま放置しておくとナチズム化してしまうのか?」問題の答え合わせ「むしろそれがナチズム(「迫害され全滅寸前の欧州マイノリティ」ドイツ人が始めた人権回復運動)の本質だから」という話…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
今はあんな姿になり果ててしまった佐藤優が残した名言の一つ「民族主義運動とは、自らが受けてきた被害の一切を最大限針小棒大に言い立てる一方、自らの加害一切について黙殺を決め込む話法である(だから民族主義運動同士の衝突は終わらない)」を思い出します。確かにこの定義ならナチズムが代表例。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月14日
そんな感じで以下続報…