諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【分布意味論空間争奪戦】檄文としての「こども統計学」

「自分の思考には数理が決定的に足りてない」と痛感した2017年以降の猛勉強の結果、最近になってやっとなんとか辿り着いたのがこの図式?

①これまで用いてきた「三昧(空即是色)=蒙昧(色即是空)」モデルは、龍樹「中論」より出発し「天動説パラダイムから地動説パラダイムへ」「ユークリッド幾何学から非ユークリッド幾何学へ」「ニュートン物理学から量子力学へ」のパラダイムシフトを説明する内容。考え方の鍵となるのは「既存の観察結果をそれなりに上手く説明する三昧世界」と「その外側よりこの枠組みを破壊する様な新たな観測結果をもたらし得る絶対他者としての蒙昧世界」が実際には表裏一体で結びつき、全体として「縁起世界」を構築してるという構想。この考え方を大規模言語モデルに適用すると「言語空間=分布意味論に基づく可能世界」を「現在の言語空間に組み込む意味を喪失し排除された過去概念集合」と「まだ現在の言語空間に組み込まれてない未来概念集合」の二つの絶対他者領域が現れる。

いわゆる「Problem(問題)計画(Plan)Data(データ)Analysis(分析)Conclusion(結論)サイクル」をこのモデルに射影すると「(解釈集合たる)三昧世界から(観察結果集合たる)蒙昧世界へのトップダウン形アプローチ」と「蒙昧世界から三昧世界へのボトムアップ形アプローチ」の二系列に考え方が整理される(上図)。

ここでここで既存パラダイムトップダウン追証しか認めず、ボトムアップ型検証の結果としてのパラダイムシフトを徹底して拒絶し抜く姿勢を権威主義パラダイム(Authoritarian Paradigm)と呼ぶ事にする。「叙事詩イーリアスに登場する伝説の古代都市トロイアを探し続けたシュリーマン」「伝説の夏王朝の実在を証明する事を民族的責務と考えている中国考古学者」辺りがこれに該当しよう。ちなみに「商売には必ず元手が必要になる」前提により逆は存在しない。

今回の投稿の発端は以下のTweet

そして…

そんな感じで以下続報…