人魚姫の裏話…
今回の投稿の発端は以下のポスト。
子供の頃、絵本の人魚姫のラストが凄く哀しくて胸が苦しくなるから苦手だったんだけど、原作者のアンデルセンがゲイで、大好きだった親友が女性と結婚してしまった事から描いた物語(しかも親友の父に支援して貰って学校に行ったとか)って知って、更に胸が苦しくなったのに、苦手じゃ無くなった。
— せみまるこ (@semimaruko) 2023年6月2日
あ、うろ覚えですw
— せみまるこ (@semimaruko) 2023年6月2日
あれ?でもアンデルセンには恋した女性が確か、生涯の中で居たはずでは(特に有名なのが3名ほど
— 山村あゆみ🍀 (@ayumiytakamacha) 2023年6月2日
なんか、ラブレター見たいの残ってますよね。詩を送ったみたいなやつ。バイだったのかなぁ。
— せみまるこ (@semimaruko) 2023年6月2日
かも知れん…と思ってます
— 山村あゆみ🍀 (@ayumiytakamacha) 2023年6月2日
歴史上の特に芸術での偉人って、バイじゃないかと思う人結構居ます
※ベートーヴェン、モーツァルトら辺もそうじゃないかと考えている
たしかに…私もあの辺もそうやと思ってました。時代が違ったら、生まれなかった名作があると言う事か…そう思うと、複雑な気分です。
— せみまるこ (@semimaruko) 2023年6月2日
初めまして😊
— hiro (@hirolovesaimer) 2023年6月3日
グランジ文化を生み出したロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンも生前「俺はバイ・セクシャルかもしれない。 」と真剣に語っていました。
自殺しなければ今の時代のジョン・レノンにさえ成り得た偉大な音楽家でしたけど、やっぱ言うことも違うなぁと思いました🤔
少なくとももう少し生まれる時代がこっちだったら、生きやすくなったんでしょうか………
— 山村あゆみ🍀 (@ayumiytakamacha) 2023年6月3日
芸術は生まれなかったかも知れませんが、本人の苦痛って如何ばかりだったんでしょう
彼は双極性障害も抱えていて、憧れられる存在としてのパプリックイメージと現実の悩み多き自分とのギャップに耐えきれなかったらしいです😢
— hiro (@hirolovesaimer) 2023年6月3日
芸術家は大変ですね(>_<)
ここに乱入。
カール・マルクスとアンデルセンは揃って「突然単行本の様な厚さの恋文を送りつけた相手が逃亡」事件を起こしており、そもそも愛についての常識が通じない感じが。「船を編む」みたいなロマンチックな展開になれば良かったのに。でもそうはならなかった。だから話はこれでおしまいなんだ、ロック… pic.twitter.com/mur8GvY1Jp
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
ロックの元ネタ知ってる人、挙手😄 https://t.co/N1mnYyftZ0
— 雅(Софья Ириноская Павловна) (@nijyouinnmiyabi) 2023年6月3日
久しぶりに読み返して、このページの時点ではまだ双子の片割れは生きていた事を思い出しました。より残酷な展開… pic.twitter.com/WRVqsKP3rb
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
この回の終わり方、平凡な日本社会で生きてきたロックだからこそ穏やかな平凡な幸せを想定、想像できて、でも双子の生きてきた世界は真逆で
— 雅(Софья Ириноская Павловна) (@nijyouinnmiyabi) 2023年6月3日
双子(魂的に)は最後にロックの下心無しの優しさに触れそんな人間もいるんだと心に刻まれたと思います
ブララグは極道も楽じゃない事描いてますよね
双子が「人の命を奪い続けてる限り自分達は不死」と信じたまま死んでいくのがまた…しかももう、最後の局面ではその洗脳を解く意味がなくなっているという… pic.twitter.com/I8wshuVmsy
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
そして…
まぁ、人生のその時点でこんな猛牛の突進みたいな感情をバッチこいと受け止められるパートナーと出会ってしまったらその後の著作活動はなかったかもしれず、その意味合いでも「だがそうはならなかった」。一方、多少の性別の不一定があったとしても、そこは… pic.twitter.com/t90Gdm2PY5
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
諦めて欲しくてカツラを取って「実は男なんだ」って言ったら、「誰にでも欠点はある」(パーフェクトな人間はいない)ってラストシーンですね、爆笑しました。
— hal @_@メイソウ中にゃ (@hal_01_18) 2023年6月3日
確かシュワルツネッガー主演の「トータルリコール」に出てくるタクシー運転手のアンドロイド(?)はこの人がモデルだそうですね
(^∇^)
「お熱いのがお好き」やん
— toy p のぶやぼ家臣 (@lostinstation) 2023年6月3日
映画見てない人に伝わるかなコレwww https://t.co/LQQv24wH0Y
Googleの標準Gifライブラリに入ってました。海外だと今でも現役の定番memeなんですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
ほぼ同じ状況で引用される「うる星やつら」meme。龍之介「俺は女だ」渚「ちょうどよかった、アタシは男」。 https://t.co/9qPUOyNDPN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
×google○twitter。なるほどこういう著作権管理の方法もあるのか…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
そして…
男の恋愛はスピード勝負です pic.twitter.com/5tmvRZ2owd
— J|トランキーロ@🌈生きるとは生き残ること🌈 (@verve421) 2023年6月3日
分かります。そんな苦悩が無ければ、名作は生まれなかったかもしれない…
— せみまるこ (@semimaruko) 2023年6月3日
え👀全然知らなかった😭
— あだめ (@adamegmeg) 2023年6月3日
まるこちゃんの切ない思い出を教えてくれてありがとぅ🥺
作者の背景を知ると物語のイメージやらなんやらがガラッと変わるねぇ🧐
ぅん🥺切ないねぇ😢
— あだめ (@adamegmeg) 2023年6月3日
そして…
こちらで久しぶりにカール・マルクスについて触れたので、私がよく引用する「ドイツ・イデオロギー(1845年-1846年)」の「必ず観察から入れ」について補足。 https://t.co/rBruex5eEF
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
ドイツ社会学は、マルクス「経済学批判(1859年)」における「貴方が個性や自由意志に基づく判断と思ってるそれは、大半が社会に型抜きされた量産品である」発言、そしてフロイトの「自由は人間を解放する。ただし自由にではない(超自我や無意識の影響を受ける)」発言より出発(マルクス=フロイト主義)。 https://t.co/9OZCykya9o
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
その一方でマックス・ウェーバーも、カール・マンハイムも、ゾンバルトもマルクスやフロイトの思考的枠組みからの脱却を画策。最後には「ドイツ・イデオロギー」から「必ず観察から入れ」なる警鐘のみを抽出して残したのです。実際、草稿段階のまま出版された「ドイツ・イデオロギー」の前半では…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
…ただひたすら(同じヘーゲル左派の)フォイエルバッハやマックス・シュテルナーの「唯心論」を論駁すべく「観察者自身が観察によって分析対象に到達する事の重要性」を繰り返したのです。特にフォイエルバッハに対する怨嗟の感情を剥き出しにした以下の箇所… pic.twitter.com/7NOraVeamP
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
まさにここで触れた「観察結果」すなわち「工業と商業、生活用品の生産と交易の内容の時間的変遷」こそが「唯物史観」なる新機軸の出発点となったのでした。ただしマルクスが以降展開した「唯物史観」の内容自体はスコットランド啓蒙主義の段階的発展説の流用に過ぎず…https://t.co/lFl5ZhIBtS
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
そこまでは継承する必要はないとし、①マックス・ウェーバーは「(個人や社会や国家が必要に応じて脱皮を繰り返す)鉄の檻」理論を提唱。②ゾンバルトは「恋愛や贅沢などへのの渇望こそが中世的宗礼に何もかも埋め込まれている状態から資本主義への移行の鍵」と主張。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
③マンハイムは(数値的に改善可能な評価軸に専念する)進歩主義と、(全体像を俯瞰し、必要以上の伝統改変を拒む)保守主義の鬩ぎ合いが変化の速度を適正化するとまとめた。ハンガリー出身の経済人類学者カール・ポランニー「大転換(1944年)」が英国囲い込み運動について述べた考え方と重なる。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
こうして同じ観察結果から様々な考え方が引き出せる事が示された事で、ドイツ社会主義はマルクス主義イデオロギーからも精神分析理論からも離れた科学実証主義理論として新たな段階に入ったとも。https://t.co/MxDNdM9kZL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
真面目一筋のエンゲルスと異なり、マルクスの文章には講談的面白さがあるが、それはヘーゲル哲学に私淑するまで「諸外国の古典に明るいロマン主義詩人(の卵)」だった事に由来する模様。若い頃はそれなりにイケメンだったが、放埒な生活を送り絶えず金欠状態だったという… pic.twitter.com/x39DPS3iQf
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
「ロマン派詩人の卵」だった時代のマルクスはハイネに私淑してましたが、まぁこのハイネ自身が「ドイツから追放されフランスで国際活動を展開した革命派詩人」の一人だったのです。https://t.co/J4e1ZuTi0b
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年6月3日
そんな感じで以下続報…