とりあえずメモがてら。
今回の投稿の発端は以下のTWeet。
なんかヤベーの見つけてしまった…… pic.twitter.com/hc8ZVs0bxs
— 蟹ソース🔞💉💉💉 (@GreenSANSYOU) 2022年10月24日
ウンベルト・エーコ:ウルファシズム(1995)[pdf] https://t.co/wkaEDpf5j7
— Hacker News記事題日本語翻訳 (@hackernewsj) 2021年2月16日
すべての日本人が「日本人型ウル・ファシズム」に染まっていれば、それはそれで幸福な社会だろう(世界にはついていけないが)。しかしすでに決して少なくない(しかし全体としては少数派の)人々が西欧的自我を身につけてしまった。この軋轢が社会に不協和を生んでいるのだろう。
— 中嶋 哲史 (@J_J_Kant) 2020年5月29日
中嶋哲史先生が書かれていたが、すべての日本人が「日本人型ウル・ファシズム」に染まば、それはそれで幸福な社会ではあるだろう。しかし既に全体としては少数派ではあっても、実はそれなりに結構な数の人々が西欧的自我を身につけてしまったことにより軋轢が生じ、社会に不協和を生んでいると。
— まさぼー (@masabochan) 2020年5月29日
さっきの記事に繋がるのだが、全員を洗脳完了したわけではないところがミソなのだ。認知を弄ることで革命を達成しようとした極左革命政権が、認知にリベンジされるという図式。小泉&竹中平蔵以降は認知vs認知の戦争なんだ。ボクはそれを前から「式神戦争」と言ってきた。言い換えれば、洗脳vs逆洗脳。
— まさぼー (@masabochan) 2020年5月29日
ここに乱入。
二つの文化の間から: ウンベルト・エーコ著 『ファシズムを見分ける』 を読む https://t.co/vmDXNsbDYX
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
なるほど、これが「ウル(原)ファシズム」かぁ。実質上「ウル(原)コミュニズム」と同じもの。要するに伝統的地域共同体が有史時代以前から備えてきた「精神的防衛システム」の暴走。その「生き残る為の闘争」が、白血球的専従者においては「党争における勝利が生き残り策」に変換されるのがバグの大元?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
「ドイツ・イデオロギー」におけるマルクスの指摘をソレル「暴力論」はさらに発展させ「日常的倫理観を形而上学的説明により担保する神話の管理こそが重要」と。全体像を俯瞰すると「思想家よ、まずこの世界のあるべき成り立ち(生産と消費の関係性のあり方)を想起し、その生活者たれ」という話に?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
確かにこういう考え方からムッソリーニはファシズムを派生させるのだけど「イエスキリストはユダヤ人」同様、その時点におけるムッソリーニが「レーニンの直弟子」という経歴を備えたガチガチの共産主義者である事を忘れちゃいけません。ソレルも「フランスにマルクスの思想を伝えた始祖の一人」だし。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
この考え方ではムッソリーニの「(革命を勃発させる為に)資本家と労働者、地主と小作人の対立を無制限に扇動し続ける方針は間違ってる」なる「生活者としての気付き」は正しかったのに、最初の支持者が「不景気で就職先をなくし、資本家や地主の用心棒役に収まった第一次世界の帰還兵」だったのが問題…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
で、ムッソリーニの「生活者としての気付き」からの再出発し「暴力革命の放棄」を提唱したのがグラムシを始祖と仰ぐイタリア共産党の「ユーロ・コミュニズム」であった事に。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
ナチズム?あんな(ドイツ社会の分断を利用し)地主や資本家には「労働者や小作人との和解」、労働者や小作人には「特権階級の打破」なる幻想を与える悪魔的八方美人のポピュリストに背景となるイデオロギーなんて存在すると?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月24日
そんな感じで以下続報…