とりあえずメモがてら。
もし、君が年老いて、過去を振り返るときが来たなら、危機は自分の人生を充実させた最も幸福な瞬間であったことに気づくだろう
— 石原慎太郎bot (@Botshintarou) 2022年10月25日
今回の投稿の発端は以下のTweet。
「政治家「石原慎太郎」が、飯島清という人物のプロモーションによるものであったことは、今日ではよく知られている。有能な選挙参謀だった彼の手によって、今から比べればはるかに物情騒然とした60年前後の政治状況の真っ只中に、抜群に集票力を持ったキャラとして「石原慎太郎」は舞い降りた。」
— king-biscuit (@kingbiscuitSIU) 2022年10月21日
まさか自らが原作を手掛けた太陽族映画「狂った果実(1956年)」の中で自己紹介した通り「お兄ちゃんは口こそ達者で色々言うけど、実際にはダラダラしてるだけでも何も成し遂げないじゃないか」を生涯貫くとは…https://t.co/YDiCfuSW4e
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月21日
"悪書追放が叫ばれる社会状況の中、1人の若者が文壇デビューを果たす。 彼の書いた『太陽の季節』は大きなムーブメントとなり「太陽族」と呼ばれる若者を生み出した。..." http://tumblr.com/xgf1wig0z1
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2011年3月27日
「戦後から現在まで『マンガはなぜ規制されるのか』 ~出版業界の格闘物語」(日経ビジネス) http://bit.ly/gUL4kf 「マンガ規制反対の最前線に立つ人たちは、この本に描かれているような、繰り返される歴史を学びながら、諦めずに規制への反論を続けている」
— tsumire🦅 風眠舎 (@kiritani_s) 2011年3月28日
悪書追放が叫ばれる社会状況の中、1人の若者が文壇デビューを果たす。
彼の書いた『太陽の季節』は大きなムーブメントとなり「太陽族」と呼ばれる若者を生み出した。
しかし、太陽の季節をはじめとして、強姦や輪姦に拉致監禁という過激な表現を繰り返す彼の小説は、大人たちから見れば好ましからざるものであった。
大人たちの反発に対して彼は「おとなの世代の価値判断でしかものを言ってないような気がする」として、そうした道徳的な批判を一蹴している。
こうして表現規制に反発した彼は、それから50年以上の時を経て、東京都の都知事の椅子に座り、東京都の青少年健全育成条例改正に反対するマンガ家たちに向けて、こう発言することになる。
「連中が果たして芸術家かどうかは知らないけど、そんなことで描きたいものが描けなくなるなら作家じゃないよ。ある意味、卑しい仕事をしてるんだから彼らは。あの変態を是とするみたいな、そういう人間がいるから商品として需要があるんだろうけど、話にならんね」と。
かつて、新しい文化を産み出した反逆のヒーロー、石原慎太郎氏が、権力の座について歳月を経て、自分の価値観にそぐわない文化を見下して否定する。これがもし創作小説なら「ちょっとベタ過ぎやしないか?」と思ってしまうほどに熱い展開である。
そんな感じで以下続報…