諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

「スペースオペラ復権」という歴史イベントについて

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「血湧き肉躍る」スペースオペラ復権が「スターウォーズSTARWARS 1977年)」で果たされたのは有名な話ですが、それでは当時の予告編を見てみましょう。

 まるでホラー映画。

ジョージ・ルーカス監督、本当にホラー映画好きですね。

それにしても「The story of a boy, a girl and a universeある宇宙と少年と少女の物語)」「It’s a big, sprawling space saga of rebellion and romance.広大な宇宙を巡る反乱とロマンスの冒険譚)」とか、どんなセカイ系

加えて「aliens of thouthand of worlds幾千もの世界の異星人達)」なるナレーションに被せて襲いかかってくるタスケン・レイダーズ(Tusken Raiders)…

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スペースオペラ復権」とは要するに「(こまけぇことはみんなどうでもよくなるあの音」が劇場に鳴り響く事だったのかもしれませんね。その判断基準は今でも有効?

そしてハリーハウゼンの「シンドバッド虎の目大冒険Sinbad and the Eye of the Tiger、1977年)」やファンタジー・フィルムズ(Fantasy Films)の「指輪物語The Lord of Ring、1978年)」やランキン・バス・プロダクションの「王の帰還The Return of the King、1980年)」は敗れ、新しい時代が始まった訳です。まさかそれが「風の谷のナウシカ1984)」制作を経てジブリ・スタジオ設立につながるとは…

ところで当時、ジョージ・ルーカスは「迫力ある射撃シーン」を演出する為に第二次世界大戦中の砲撃やガンカメラの映像などを集中的に分析したそうです。

 その結果「別の映画で第二次世界大戦当時の”曳光弾が飛び交う砲撃戦を忠実に再現したらスターウォーズみたいになってしまった」なんて思わぬ番狂わせも起こりました。

*「曳光弾の使用率」とか「色感」に誇張があったのは事実だけど…

そういえばシンゴジラも「あの音」でちゃんとゴジラ映画になってましたね。こういう伝統は絶やさないのが大事?