今年のノーベル文学賞決定!!
「日本人ホルホルキモいんだよ!」とお怒りの進歩的市民の皆様です pic.twitter.com/mTnxKUXOuN
— ゲーテ&ワーグナー支持者 (@eikouarucroatia) 2017年10月5日
「長崎の誇り」と祝福の声 文学賞カズオ・イシグロ氏の生まれ故郷 著作探す人も https://t.co/AnoZKSXsi6
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) 2017年10月5日
https://t.co/eFvHacj08G
— palomino3rd (@palomino3rd) 2017年10月6日
すごいインタビューだな……
これイシグロ氏のインタビューを利用して、インタビュアーの関心と思想を中心にコラージュしてる……
何だ、こんな記事を毎日新聞は掲載してるのかよ……
そういえば 過去投稿で一言だけ言及してました。
学園小説の舞台としてのホグワーツ魔法学校
パブリック・スクール Public school とは、古い歴史をもつグラマー・スクール(大学進学のためラテン語「文法」を教えた学校)のうち、上流階級の子弟を受け入れるようになった“名門”校をいう。生徒は 8~9 歳から 17~18 歳まで。私立学校なのにパブリック・スクールと呼ぶのは、一説には(上流階級で主流だった、家庭教師を使ったプライベートな教育に対して)多数の子供に開かれた学校で教育したからとされる。
- 18世紀末~19 世紀初頭には、パブリック・スクールの規律が乱れ、「下級生へのいじめ」「暴力」「教師への反抗」「器物破損」「飲酒」……などが問題視されていた。こうした状況を改革しようとしたのが、ラグビー校の校長トマス・アーノルド(1795年〜1845年)。1828年に着任したラグビー校において「クリスチャン・ジェントルマン」を育成する、という目的を掲げ「全生徒を寮=ハウスで生活させる(ハウス・システム)」「最上級生を監督生(prefect)に任命し生徒による自治を徹底する」といった試みに着手。さらに19 世紀後半以降、スポーツ[団体スポーツ]を学校教育に取り入れる様になり、幾つもの学校が伝統や格式を主張する「名門のイメージ確立に成功。
- こうしたパブリック・スクールのイメージを流布したのが、トマス・ヒューズ(1822〜1896年)の「トム・ブラウンの学校生活(1857年)」で、自身が在学したラグビー校の経験をもとに理想化されたパブリック・スクール生活を描いてみせた。
- しかし現実のパブリック・スクールは、20 世紀後半に入ると新たな批判さらされる様になり、“インデペンデント・スクール”と自称し、階級・性別・国籍にかかわりなく生徒を受け入れる事をことなどを強調するようになる(例えば、ラグビー校も現在は男女共学)。その一方では1960年代には「反抗する若者」の拠点ともなった。
- しかし1980年代以降、イギリスは「古き良きイギリス(19 世紀から20 世紀初頭にかけての大英帝国全盛期)」を積極的に再現した「ヘリテージ・フィルム」を多く制作する様になる。「イギリスの伝統」の商品化が始まったのだった。当時はパブリック・スクールの黄金時代でもあり、BBCも1982年にラドヤード・キプリングの「ストーキーと仲間たち(1899年)」、1984年にジェイムズ・ヒルトン原作「チップス先生、さようなら(1934年)」と、パブリック・スクール小説の古典を立て続けにドラマ化している。
こうしてみると「ハリー・ポッター・シリーズ」は、1980 年代以降の「古き良きイギリス」へのノスタルジーと、1990 年代らしい多文化主義(女性や非白人の活躍)を兼ね備えた作品ともいえそうなのである。そしてこうした世界観のもう一つの特徴、それは「携帯電話やインターネットと無縁である事」。カズオ・イシグロ「わたしを離さないで(2005)」の様な類似作品でもそれは踏襲されている。
「ディストピア小説『わたしを離さないで』(2005)で、イシグロは作品にSFの冷たい下層流を導入した」 https://t.co/jqJPRZxt4u
— 大森望 (@nzm) 2017年10月5日
#綾瀬はるか さん出演でドラマ化された金曜ドラマ「#わたしを離さないで」の原作者、#カズオ・イシグロ さんが #ノーベル文学賞 を受賞! https://t.co/HB1IOCnrgp#わたしを離さないでDVD発売中
— HBCテレビ (@HBC_1ch) 2017年10月5日
ホタルノヒカリを放送中のところ、失礼します。
— ふる(どうでしょう藩士) (@moonkiba) 2017年10月6日
昨年TBSにて綾瀬はるかさん主演ドラマ「私を離さないで」が放送されました。
このドラマ、ご覧になるといいですよ。
原作は今話題のカズオ・イシグロさんですので。https://t.co/DAt37Xi4cK#ホタルノヒカリ
カズオイシグロ氏がノーベル文学賞を受賞した。文学塾塾長として恥ずかしながら私は氏の本を読んだ事がないが、後輩達が「こいつ知ってる。綾瀬はるかのクソみたいなドラマの原作だろ」「時代遅れの安っぽいラノベみたいな話。時間返せレベルの」とクソミソなのである。どんなに酷い話なのか気になった
— 佐原敏剛 (@saharabingo) 2017年10月5日
こういった経緯から、何となくJ・M・クッツェー「夷狄を待ちながら(Waiting for the Barbarians、1980年)」と一緒くたにある種の英国保守主義と結びつけて敬遠してきた感が… これを契機に本気で読んでみようかな?
ノーベル賞受賞ニュースを機にカズオ・イシグロ読んでみようかな~という方向けに選び方フローチャート作ったよー頑張って書店での争奪戦に勝ってください! pic.twitter.com/xO3YRNOWhU
— Matsuki *** (@liliput) 2017年10月7日