諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】無限遠点設定の変遷こそが時代精神の推移?

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天動説から地動説への変遷期がそうだった様に、物理学上の常識の変遷は人間が日常的に操作する観念の大系にまで影響を与える様です。

例えば最近自分の音楽視聴遍歴をまとめているのですが…

  • 新左翼運動/ヒッピー運動(1960年代~1970年代)の挫折者は、未来のいずれかの時点で人間性/人間中心主義(Humanity)は完全消失すると考える様になった。

  • 1980年代前半快楽主義者達は、自分達の現状をブラックホールへの落下途上に擬え、自己破壊を伴う無限に続く堕落の過程で一切の個性を失い、何らかの巨大な全体に合一する最後迎えるイメージを抱いていた。

こうした無限遠(Infinity)設定の源となっていたブラックホール概念が消失してしまうと…あれ? そもそも上掲の様な概念自体、21世紀を迎えられなかった?