諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】パラダイム(Paradigm)とイデオロギー(Ideologie)

「(天動説や地動説といった)パラダイム(Paradigm=ある時代や分野において支配的規範となる物の見方や捉え方)」」と「(唯心論や資本主義といった)イデオロギー(Ideologie=日常生活を包括的に説明する哲学的根拠)」の真の境界線は案外曖昧だったりするんじゃないでしょうか?

f:id:ochimusha01:20220402230830p:plain

イデオロギーとは人間の行動を制限するような考え方を指すが、パラダイムとはその年代ごとの考え方を指すという違いがある。

  • イデオロギーとは人間の行動を制限するような考え方を指す。政治的な考え方や、社会的な考え方の思想として使われることが多い言葉である。また集団意識という目には見えない刷込により、人間の行動が自然に制限されていることを解明した人がつけた名前でもある。
  • それに対してパラダイムとは、その年代ごとの考え方を指す。つまり世代によって正しいことが変わったり、その時代の政治的状況や金銭的状況により行動の仕方が変わったりするということである。これらは一人の人間が意識することによって変えられるものではない。

もちろんどちらも人の行動心理や考え方などを指す事自体は変わらない。

今回の投稿の出発点はこのTweet.

  • 実証主義(Legal Positivism)を担保するのは「(国家としての体裁を保つのに十分な火力と機動力を備えた常備軍や警察を中央集権的官僚制による徴税で賄う)主権国家体制(Civitas Sui Iuris)の国際協調体制
  • 経済実証主義(Economical  Positivism)を担保するのは「(相応には採算が合ってる)収支構造(Balance Structure)」か「パトロネージュ(Patronage)」。

ならば「(科学実証主義を部分集合として含む)文化実証主義」は何によって担保されるのでしょう? パラダイムそのもの? イデオロギー(日常生活を包括的に説明する哲学的根拠)だとしたら「タフでなければ生き残れない。タフなだけでは生き残る資格がない」という話に発展しそうです。まずはそこからの再スタート…