諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】「毒」とは? 「薬」とは?

この話を思い出しました。

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 ①ただ単にピタゴラスの定理(Pythagorean Theorem)r(半径)=sqrt(x(x軸上の値)^2+y(y軸上の値)^2+z(z軸上の値)^2+…)(ただしr=x=y=z…)が描くN次元の直線//を拡張しただけでは「半径が1なら直径は2」という結論にし得ない。

  • 1次元(直線):r=sqrt(x^2)=x(ただしr=x)
  • 2次元(円弧):r=sqrt(x^2+y^2)(ただしr=x=y)
  • 3次元(球面):r=sqrt(x^2+y^2+z^2)(ただしr=x=y=z)

理由は簡単、以下の間に「そのままでは超えられない壁」が存在するから。

  • 半径(Raduus)が構成するのは片側無限算術数列(One-Sided Infinite Sequence)

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  • 直径(Diameter)が構成するのは両側無限算術数列(both-Sided Infinite Sequence)
    直線x=0を軸線に選んだ場合(xの値が-1から+1にかけて推移するのに対して、yの値は決して0以下/0以上にならない)。
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    直線x=0を軸線に選んだ場合(yの値が-1から+1にかけて推移するのに対して、xの値は決して0以下/0以上にならない)。20200109200959.gif

②こここでいう「超えられない壁」の正体は「デカルト座標(Cartesian Coordination)=互いに直交するN次元評価軸」を前提とする事が可能か否か。実は人類は、というより生物はこの壁を数理把握能力の発展というより観測主体の機能強化によって乗り越えてきたといえる。

  • カンブリア爆発Cambrian Explosion、葯5億4200万年前〜5億3000万年前)、視覚と関連情報を処理する脊髄=中央情報処理器官(Central Infomation Processing Organ)」を獲得する事で前後上下左右といった空間感覚と時間の前後感覚を獲得し(四肢に該当する何らかの器官を備えて制御する事で)比較的俊敏な動作をこなす様になった左右相称動物Bilateria)が、トレンドに乗り遅れ相変わらず鈍重なままのクラゲやヒトデの様な放射相称動物Radiata)に進化面で優位に立ち始めた。「デカルト座標(Cartesian Coordination)=互いに直交するN次元評価軸」や、これに立脚して「観測は試行回数分だけの観測結果によって成立する」といった経験則に基づいて状況を把握する能力は、それ以前の時代まで遡れない。
  • 一方、かかる新能力を初めて捕食動物として有効活用し、一旦は「(当時の生物としては破格の大きさまで成長する地球最初の百獣の王」の座に躍り出たアノマロカリスAnomalocaris、約5億2,500万〜約5億0,500万年前)なる生物は、その一方で最後にはあえなく滅び遺伝子的痕跡を後世に一切残す事なく地上から消え去った。そもそもどうしてこの生物は滅びたのか。ある考え方に従えば、皮肉にもこの捕食性動物は、その奇跡的成長ゆえに「(棘や殻や毒で自衛した食えない連中」ばかり淘汰して狩果を先細らせる一方、原始的な魚類の先祖といった競争相手の進化ラッシュを引き起こしてしまったのだという。その感点から「あらゆるビジネスモデルおよび歴史的事象の先例」と皮肉る向きもある。
  • またこの生物には恐らく自らの身体の世界に対する相対的成長(巨大化)を認識する能力が欠落しており、それで時間経過に従って世界がどんどん小さくなっていく様にしか感じられなかった。この問題は案外難しく、それを回避するには無限遠(Infinity)を時空間概念の極限に設定した数理概念を備えなければならない。

③かかるデカルト座標系採用の以前/以後を峻別する姿勢は、観測結果の集合を扱う以下の様な数理モデルと「それ以前の数理」の分離を求めてくるのである。

  • 連続尺度の従属変数目的変数Y独立変数説明変数X の間にモデルを当てはめる(Xが1次元ならば単回帰, Xが2次元以上ならば重回帰, Yが離散の場合は分類という)回帰分析Regression Analysis)。
  • データから(プライオリティ付けした)N次元評価軸を抽出する因子分析Factor Analysis)。乱数を与えてもこれを遂行する著名で完全には克服不可能なバグがある。
  • 相関のある多数の変数から相関のない少数で全体のばらつきを最もよく表す主成分と呼ばれる変数を合成しデータ次元を削減する主成分分析Principal Component Analysis; PCA)。

モンテカルロ式にはこの制約を超える力がある?

いずれにせよ「素早く力強く確実に動く方向への進化」だけが全てではないのが適者適応の世界なのがややこしいんですね。

 

 冒頭の引用を思い出したのはまさにここ。

そして、さらに私が反応したのがこのtweet

 そして蚊の話…

とりあえず以下続報。