もうそんなに歳月が…
本日で『うる星やつら』アニメ放送40周年!シリーズ前半のアニメーション制作がスタジオぴえろでした。
— 株式会社ぴえろ (@studiopierrot) 2021年10月14日
主題歌の『ラムのラブソング』なども大ヒットし、ぴえろ創世記の代表的な作品の一つとなりました。
画像は当時の番組宣伝ポスターです。
©高橋留美子/小学館#うる星やつら pic.twitter.com/8v0MvKV5PC
Here ya go, I have the US poster for the first VHS release in the 1990s: pic.twitter.com/Be5ZBNWP93
— Random Catgirl (@Turbotef1) 2021年10月14日
スタジオぴえろの仕事のお付き合いは「ニルスのふしぎな旅」からだったので、うる星やつらをやると聞いたときは「お固い名作ものやってた所なのに大丈夫か」と心配したのを覚えている。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2021年10月14日
キャラクター表が回ってきても「やっぱり固い もっとくだけないと」と思ってたら
程なく くだけ過ぎた。
今あらためて観ても
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2021年10月14日
この頃の自分の描いたうる星はカタいなあ。
もっとチカラ抜けよって…
遅いわい! pic.twitter.com/rOE8cjQY98
え?劇場版1作目のサドヤマくんのくだりですよね?えぇーっ!!あのくだりも好き。大学生の頃何度見たことかw当時は入れ替え制なんぞないから何時までも自分が満足するまで鑑賞出来ましたからねぇ。自由な時代だったなぁ(しみじみ)
— 海♪ (@totigiumibouzu) 2021年10月14日
全カット覚えてます。カタイ印象はありませんでしたけど。
— まっち (@pipermatchi) 2021年10月14日
『オンリーユー』ですね(,,^_^,,)
— ともはる (@tomoharuhare_m8) 2021年10月14日
アニメの【うる星やつら】は、仕事で何本も関わったが あの作品は良くも悪くも80年代のオタクカルチャーの起爆剤になった。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2021年10月14日
「良くも」は、過去の固定観念にとらわれず若いアニメーターがハチャメチャ出来た事。
「悪くも」はまさにその逆で、何やってもいいんだと勘違いした事。 pic.twitter.com/tttU54kz52
まだまだ現場は「過去の価値観」が生きており、若い感性との衝突があった。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) 2021年10月14日
僕は年齢としてはドンピシャの20代前半だが、同期の奴らのあまりに身勝手な原画に「やり過ぎだ」と感じつつ
ちょっと羨ましかったな。
その能天気さが。 pic.twitter.com/8OYoKCxsnl
最終的になんか無茶苦茶になって、オチもなんもなく終了、次回何事もなかった様に違う話、みたいなノリ好きでした
— ダンジョンズ&アイドルズ (@dogezadoragon) 2021年10月14日
「あたるの母です」みたいな冒頭から始まる回は子供心によくわからなかったです。
— 黒子 (@trpgbaka666) 2021年10月14日
再放送で見て色々チャレンジしてるんだなぁと思ったものです。
むしろ中盤の暴走気味の話が好きでしたが後半はその暴走がなくなっていきただ十数ページの原作を30分に引き伸ばしただけの退屈な作品になっていったと感じました
— サーティセイバーストリート@佐原一光 (@30saverw) 2021年10月14日
面白かったですが、悪く言えばシリーズの後半が纏まりがなかったのかな^^;
— あうちゃん (@outbreka2) 2021年10月14日
良く言えば、キャラクターごとの話があって楽しかったです。鉄板はメガネの話です^^;
山下さん越智さんが原画担当した面トラから暴走(笑)が始まったように思います
— 番長 (@snufkinkkanada) 2021年10月14日
押井守さんが良くも悪くも突っ走ってましたね(押井回は名作が多いけど、作品の枠を飛び出してるのがなぁ・・・w)
— Rim@(今のところ)個人LARPサークル"カーボネック城"城主 (@rim_joy25) 2021年10月14日
そして
うる星やつらのあたるというキャラは、ガールハントしたり女の子とデートしたりは好きな割に「その先」を考えていないところがやはりギャグまんがなのであるよな。
— 取手呉兵衛 (@tottekurebeepri) 2021年10月14日
「そういうこと」を妄想するとかなりシャイになるシーンもあるし。
その辺が後年のラブコメ作品との差違だね。
あたるは女好きだしスケベ本は読むし女湯も覗くけども、下着を盗む性癖はないんだよね。
— 取手呉兵衛 (@tottekurebeepri) 2021年10月14日
この辺が後の八宝斎との決定的な差違なのかな。
押井作品的に考えると、「何度失敗してもガールハントに精を出す」一見無駄な行為がキャラを成立させている、という面において「立喰師」シリーズの「哭きの犬丸」に一脈通じる気がする。
— 取手呉兵衛 (@tottekurebeepri) 2021年10月14日
お宝を盗んでどうこうする訳でなく、ただ盗む事だけが目的のルパン三世みたいですね。
— 冨塚 毅 (@DoIL18LoO1caMEr) 2021年10月14日
そのガールハントが成功してしまうのが最終回への導入でしたよね(あやふや)
— JYUKI (@IKUYJ) 2021年10月14日
一方、久し振りにTumblrを覗いたら、思わぬ発言がmemeとして残ってました。
「金持ちは別世界に生きてて、彼らにとっての封建主義はまだ終わってない!!」…とっさにどの話のコマだったか思い出せません。高橋留美子作品としては初期短編集、およびアニメ版が切り捨てた1970年代版うる星やつら(面堂終太郎登場以前)のノリ?
日本でいうとこのタイミングで使う奴ですね。ちなみに「その喧嘩、買った!!」だと「YOU GOTTA WAR!!(機械翻訳の結果は「戦争しなくちゃ!!」)」になる様です。学校では絶対習わない表現ですね。
以下も70年代うる星奴ら独特のノリ。
ラム「もしかしてダーリンは異常者…なら治療に努めるのが妻の義務だっちゃ!!」。そうアニメ版エンディングの歌詞「変と変を集めてもっと変にしましょう」なる肯定的概念の前身はこういう感じだったのです。そして…
ラム「ダーリンを好きになる女はみんな何処かおかしいっちゃ!!」
あたる「確かに癖の強い女が多いのは認めるよ…」
自分もその範疇に入ってる事を視野に入れず「Something Wrong」を使うラムの発言を「Strange」に言い換える優しさ…
「うる星やつら」でみんな正直な気持ちに気がついたんだよ。ぼくらが家に来てほしいのはオバケでもネコロボットでもなく、女の子だってこと。
— 山中あきら@おきらく忍伝ハンゾー電子版出てますよ (@chiku012) 2021年10月14日
親方!空から女の子が!
— Asellus(アセルス) (@AsellusValkyrie) 2021年10月14日
女の子は降ってくる。ロボットは拾う。世界の決まりじゃねぇか。
— 山中あきら@おきらく忍伝ハンゾー電子版出てますよ (@chiku012) 2021年10月14日
こういう1980年代ノリとはまた違った趣きで、しかも別個に評価されているのが興味深い辺り…ちなみにその範囲でも…
あたる「(そんなに気に食わない先生なら)ミサイルでもぶち込めばよかったのに」
ラム「やってはみたっちゃ!! そして実際、ほとんど成功しかけたっちゃ!!」
ううむ、日本語に逆変換しようとするとラムちゃん言葉のせいで英語における「(Off Course)WE DID!」の衝撃性が鈍ってしまいますね。あ、そうか、この辺りシェークスピア「真夏の夜の夢」辺りの言い回しを「うる星やつら」翻訳の手掛かりに使った海外漫画オタク第一世代の足跡という「古語」として残った側面もあったりする?