この話、さらに「パリピ孔明」のヒロイン月夜英子ちゃんが「孔明の妻」黄月英の生まれ変わり説まで参戦してきてさぁ大変…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
個人的メモ。「ウルトラマンを見上げる僕(神永新二=米津玄師=視聴者)」の観点で展開するシンウルトラマン 主題歌「M87」を「パリピ孔明」に射影すると互いを「自らの痛みを知るただ一人」と認識し合う月見英子ちゃんと諸葛孔明のデュエット曲になるという話。https://t.co/bukZ8FLVvu
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
この場合「ウルトラマン=神永新二」の関係は実際の音楽市場における「プロデューサーとしてのレディ・ガガ=プレイヤーとしてのレディ・ガガ」に対応。実は彼女があの奇抜なファッションとパフォーマンスと音楽性を思いついた時点では適当な新人に押し付ける予定だったのです。https://t.co/EXpU7TxOYF
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
始める以前にはそれ程長く続くムーブメントになるとは想定されていなかったので。しかしながら適任が見つからず、仕方なく自らその役に甘んじた結果思わぬ規模と期間、国際的ヒットが続く結果となりました。https://t.co/ViBa22Tshm
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
しかしやがてインターネット普及による価値観多様化に伴いマス・マーケッテット自体が形骸化。それでも彼女はしばらく「女王」の一人として君臨し続けましたが、やがて「ザラブ星人」M.I.A.が登場し「レディ・ガガは偽物」と言い立てます。https://t.co/xwEhSgHiKb
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
それに続いた一連の騒動によって、遂に既存音楽配信構造は崩壊。しかしレディ・ガガにとってそれはむしろ旧弊からの解放を意味し、ここから「レディ・ガガ」ブランドの再建が始まるのです。https://t.co/ZtoW9VQ4up
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
「素顔への回帰」としばしば言われますがナチュラルメイクもメイクのうち。そこには当然セルフプロデュースが働いているのでした。https://t.co/8vql42Iuqr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
もちろん「パリピ孔明」は、こうした「レディ・ガガの生涯そのもの」を単に引き写した物語ではありません。しかしともかく岡崎京子「ヘルタースケルター」が描いた様な「芸能界=修羅道」なる解釈から脱っする道具としてこうしたmemeを活用しているというだけの話。https://t.co/Vpf1XnYL57
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
そう、射影とはある座標系から別の座標系に点を移す作業に過ぎず、その結果得られる点集合がどういう像を結ぶかについては思うより自由度があるもんなんです。https://t.co/zCNWvR9oPn
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
その上であえて指摘しておきたいのが「パリピ孔明」には(レディ・ガガを偽物呼ばわりして実物は割と短命でフェイドアウトしていった)「ザラブ星人」M.I.A.をモデルとする人物が「ちょっと悪役寄り」程度のスタンスでそれなりの役割を与えられて登場してくるという事。 pic.twitter.com/AZqBvvUHgN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
そしてよく考えてみれば「音楽界再統一」を目指す月見英子ちゃんと諸葛孔明のスタンス、実は見掛け上は「シンウルトラマン 」における「メフィラス星人」のそれと重なってくるという事。 pic.twitter.com/Ek7Ms5Yh45
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
こうして全体像を俯瞰すると見た目は全く異なる「シンウルトラマン」「レディ・ガガの半生」「パリピ孔明」それぞれの世界観が「無限遠点への収束」なる共通の数学的構造で束ねられる基本構造が浮かび上がってくる訳です。ならば、もしかして他の作品も? それについては以下続報…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年5月24日
そんな感じで以下続報…