やっと半世紀分の歴史がまとめられた気がする?
今回の投稿の契機となったの以下のTweet。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
【雑想】「異世界転生」最大級の成功者? - 諸概念の迷宮(Things got frantic) https://t.co/pvGFesTZvv
まぁ「非同期処理が難しい?状況が錯綜する戦場で適切な判断を遂行するには事前計画、すなわち適切なコールバックの設置と、それらから如何なるタイミングで如何なる返り値を得ても例外処理が発生しない管理アルゴリズムの設計が欠かせません」くらいの大見得を切るのが21世紀の孔明という話。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
コンピューターは例えば1960年代の第一次怪獣ブーム期の作品にも登場してきますが「データを入力されて計算結果を出力するシングルタスク・マシン」という印象。おそらく当時へのオマージュとして「シンゴジラ」や「シンウルトラマン」でもそういう使われ方をしています。https://t.co/FAGquavLQL
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
「怪獣の特徴や弱点を割り出す為、専門家がデータを持ち寄って演算させる」みたいな使われ方。そういえば「シンゴジラ」には「演算優先順序を引き上げる」みたいねタイムシェアリング演出もありました。「地球環境そのものをシミュレーションする」といったスーパーコンピューターの活躍領域ではまだまだ現役の考え方である模様。
スターウォーズのエピソード4,5,6(1977年~1983年)に前日譚として接続する「ローグワン(2016年)」もコンピューター環境を相応にレトロな感じで仕上げてきました。ヒッピー文化的には「体制側の巨大コンピューター」は大概敵側で打倒対象というイメージ。https://t.co/oQHXHZQG3v
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
クライマックスは「デススター設計図のダウンロードが完了するまでの時間稼ぎの戦闘」と「手で運べるデバイスにダウンロードされたそれを脱出船に届ける為の決死のリレー(ダースベーダーがどんどん追っかけてくる)」。技術が進歩するとそういう部分もどんどん変わっていくのです。
パソコンが登場し「ヒッピー世代の導師」ティモシー・リアリーがこれに入れ込む様になるとTV系サイバーパンク文学という新たな潮流が生まれますが、惜しむらくはこの運動に参加した作家達はパソコン使用者ではなかったのです。https://t.co/JDUVWxyevO
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
ヒッピー文化の落とし子というべきK.W.ジーター作品において「権力の象徴」と目されるのはむしろ「放映内容の編集権を握る」テレビ局で、ティモシー・リアリーの影響でこの分野に参画したウィリアム・ギブスンは最初タイプライターで執筆を始め、初めてパソコンに触った時そのファン音の煩さに驚いたそうです。その一方でコンピューターそのものへの知識不足を補う為に「フィルム・ノワール」文化や「怪奇・オカルト・UFO・超能力・サイキック」文化の影響をガンガン受けた時代。
それで彼らの樹立した「人間の域まで達した人工知能や実験動物を(DJの操作卓から連想された装置で)開放するサイバースペース・カーボーイ」のイメージはコンピューター技術が普及するうちに陳腐化。この流れを21世紀に繋げたのはマイケル・クライトン、J.P.ホーガン、ルディ・ラッカーといった…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
(おっとグレッグ・イーガンを入れ忘れた)本物の技術小説作家の作品のみとなり、しかもこの系譜が21世紀に接続する為にはさらに「登場人物の若返り」というもう一つのプロセスを踏む必要があったのです。https://t.co/x87mo0Orik
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
こうして国際的にラノベとかヤングアダルトと呼ばれる文化が台頭してくるのが1990年代後半から21世紀初頭の特徴。
一方、21世紀に入るとインターネット技術が飛躍的に発展。トラフイックが急増しCD-ROMの様な補助媒体を用いずとも音声や動画の配信が可能となったのに加え「天才問題児」ショーン・パーカーの「関心空間論」提唱やリーマンショック以降の金融業界からのIT人材流出も重なって…https://t.co/kxxPu1a6Zr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
Youtubeやスポッティファイやネットドラマ配信といった「有償モデル」の成功を経て「日本から世界に通じるEDMを発信する」悲願をドラマの隠れ課題とした「パリピ孔明」の様な作品が登場してきたという次第。https://t.co/ViLx9GtCMQ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年6月25日
そんな感じで以下続報…