ああ、色々な想いが巡る特異点…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
大川隆法が死んだ。僕の中の1995年が、また一つ終わった。なぜ大川隆法で1995年を思うのかというと、この上なくクソッタレな形で僕らがブルーハーツを奪われた年が、他でもない1995年だったからだ。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
ラジオで唐突にヒロトが解散を宣言してからは、信じられない速さで何もかもがガラガラに崩れ落ちていった。河ちゃんが幸福の科学にハマってああなったのをJAPANのインタヴューで堂々公言した直後、今度はファンクラブの会長がオウムの出家信者になった報せが飛び込んできた。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
当時の週刊誌には面白半分に「宗教バンド」とあんまりなあだ名をつけられ、それがまた屈辱だった。オウムに出家したFC会長を取材したQJに書いてあったのかな、解散直前の頃のヒロトが飛び入りのライヴで「あなたは神を信じますか」とヤケ気味にがなってたなんて情報も入ってきて、それも心が痛かった。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
そんな具合にズタボロになっていた真っ最中に、ヒロトとマーシーが「また一緒にバンドやります!」と電光石火でハイロウズ始めた時は、そりゃまぁ狂喜した。1stアルバムの楽曲は、河ちゃんをディスってるような歌詞ばかりが並んで、それがまたスキャンダラスでゾクゾクきてしまった。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
僕も単純なので、生まれたばかりのハイロウズ聴いて「ヒロトマーシーありがとう! 河ちゃんザマーミロ‼︎」と、テンションぶち上げて浮かれてた。でも今思えば、初期ハイロウズ聴いて河ちゃんを必要以上にこき下ろすことで、ブルーハーツを失った悲しみを相対化して精神のバランスを保ってたのかも。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
ハイロウズ結成当初のヒロトも、夜ヒット・カメラマン暴行事件を筆頭とする偽悪者的・露悪的なパフォーマンスが目立ち、肩肘張りまくりで自然体とは程遠い様子なのは明らかだった。ヒロトも、自分の中のブルーハーツを葬り去るために必死だったんじゃないかな……たぶん。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
ホントにね……解散宣言から年末の夜ヒット事件まで、1995年ってやつはアッという間の電光石火で過ぎ去っていったんですよ。一生忘れえぬ“あの”1995年を締めくくるイベントが夜ヒットのカメラマン暴行事件というのが、またパンチが効いてるじゃないですか。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
俺こんな調子でね、死ぬまで1995年の思い出話ばかり繰り返して歳をとり続けていくんでしょうね。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月2日
この背景があるので「夕暮れ」は新興宗教批判の歌なんだなと思っています。対象は違えど「爆弾が落っこちるとき」の頃と同じスタンスで「目の前のリアルを信じろよ」と歌っているんだなと。だから「歌詞を聞きすぎる」なんでしょうな。理屈で考え過ぎんなと。
— ケースクエイク (@chucknorrisuke) 2023年3月4日
「はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕たちは何となく幸せになるんだ」って、ストイシズムへのアンチテーゼにも聞こえますね。
— コウイチ/koichi.um (@shuportv) 2023年3月4日
歴史の残る風来坊、エピキュリアンですね。先の呟きは「爆弾が落っこちるとき」ではなく「NO NO NO」、「どこかの爆弾より、目の前の貴女の方が、震えるほど大事件さ」の間違いでした。スージー鈴木さんも「ヒロトは言葉の限界を知っている」と「人にやさしく」で評しておられました。
— ケースクエイク (@chucknorrisuke) 2023年3月4日
1995年は、本当の意味で1999年っぽい部分があった。実際、西暦は4年ほどイエスの生誕とズレてるらしい。
— 喜多野土竜 ⋈ (@mogura2001) 2023年3月4日
阪神淡路大震災
地下鉄サリン事件
立川志らく真打ち昇進
連邦政府ビル爆破事件
Windows95発売
三豊百貨店崩落
エヴァンゲリオン放映
沖縄米兵少女暴行事件
ブルーハーツ解散
激動の年だった。 https://t.co/ikYm6CbZSk
ここに乱入。
私はブルーハーツについてはもっとミーハーレベルでしか関与してこなかったので、The Mods「Two Panks」の「俺達はもう列車に乗り遅れちまった」なる提言に対し…https://t.co/rCOWhh76Cu
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月4日
ブルーハーツ「Train Train」は「あの曖昧な列車には乗り遅れる事も発車時刻に間に合って安心して乗れる乗車時間もない。現実はもう目の前のあなただけでいい(それ以上を望んでもロクな事にはならない)」という観点を強く打ち出した曲という認識。https://t.co/ypdcx2gSmH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月4日
そんな感じで以下続報。