左翼の本懐?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
映画けいおん(2011)は当時もずいぶんブルジョワジーだなと思っていたが、いま公開だったらバイトもしねえ高校生が英国旅行かよバカじゃねえの貴族かよ貴族院かよと思われるだろう。干支が一周する間に、我々はそれくらい貧しくなった
— pencroft (@pencroft) 2023年5月16日
テレビアニメのヤマノススメ(2013~)で残酷な経済格差がさりげなく描かれるのは偉い。けいおんみたいな貴族の遊びがアニメで通用しなくなる変わり目が、2010年代前半にあったんだろうな
— pencroft (@pencroft) 2023年5月16日
映画けいおんから10年もせずに、新海先生は「天気の子」(2019)でちょっとヘタ打ちゃトー横キッズな若者の貧困をハッキリ描いた。ああ見えて社会と格闘するタイプの新海誠、社会との衝突は避けたい山田尚子。別に山田の悪口じゃなくて、山田は山田で違うナニを闘ってる
— pencroft (@pencroft) 2023年5月16日
ここに乱入。
個人的メモ。この話、気をつけなきゃいけない続きが。そう、きらら系の「ぼっちざろっく(2018年-)」と新海誠監督映画「すずめの戸締り(2022年)」で貧富格差への言及が消えている事。 https://t.co/qQVAQiIq5l
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
そもそもその観点を貫きたければ、劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚達(2020年)」でメインヒロインの車椅子少女が「生活保護でやっと生きてる貧困障害者」から「苦学生の主人公を助ける「理解ある実家」志願者」に昇格した時点で何か指摘しておくべきでした。https://t.co/O5fqcByIZW
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
原作で敗北し実写版で復讐を果たした「若い肉体が武器の少女」、再び敗北? https://t.co/KcW50XDVRK
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
①「ジョゼ」エンディングの実家リフォーム場面(賃貸マンションへの建替?)②「ぼっち」リョウさんときくりさんの「自業自得」貧乏ライフ(実家自体は太い)③「すずめ」で環さんが「遺産があっても辛かった」と叫ぶ場面。これらの情景を貫く残酷性を語ってこその社会派では?https://t.co/zcbqCM4AGI
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
はっきり言って日本の左派、もう貧乏人の救済に興味を失ってるのバレバレなんだよねぇ。とっくの昔に「なら何を救おうとしてるの?」なる新しい設問に答えを用意しなきゃいけない段階に入っているという…https://t.co/l3hPB4eNkn
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
サンプルが充実してきたので「2020年代的時代精神」もはっきり浮かび上りつつある?それって大体「誰も救わなくなった左翼なんてただのクズださっさと首括って死んじまえ」「救う対象は自分だって構わない。周囲の人間がそれを助けたくなる様な救い方なら」みたいな感じでは?https://t.co/jXxp1DtCyU
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月16日
そんな感じで以下続報…