とりあえずメモがてら。
今回の投稿の発端は以下のポスト。
『風の谷のナウシカ』はジブリ作品ではないし、プロデューサーは鈴木敏夫氏ではない。ナウシカのプロデューサーは高畑勲氏。
— ブックストア ウディ本舗 (@woody_honpo) 2023年5月7日
制作スタジオ、トップクラフトの社長は原徹氏。原徹氏は『おもひでぽろぽろ』までジブリの社長だった。
最近、どうも勘違いしている人が多いので、念のために呟いておきます。
ジブリの歴史から原徹氏の功績が過剰に消されている気がする。
— ブックストア ウディ本舗 (@woody_honpo) 2023年5月7日
原徹氏が『ナウシカ』の制作を引き受けなければ「国民的作家」となる宮崎駿のキャリアもジブリの成功もなかったのでは?全て鈴木敏夫氏がやったかのようになっているが、ジブリを軌道に乗せた経営者は原徹氏ではないのか。
釈然としない。
原徹は東映動画で『ホルス』の制作だったが、ホルスの興行的失敗で東映を退社することになった。
— ブックストア ウディ本舗 (@woody_honpo) 2023年5月7日
その後、合作アニメプロダクション、トップクラフトを立ち上げ『ホビットの冒険』や『ラストユニコーン』などのファンタジーアニメを制作。
奇しくも『ナウシカ』で宮崎駿、高畑勲と再び組むことになる。
仰る通りです。
— 南 伽倻子 (@isiarutokoro) 2023年5月8日
原さんのご苦労がなかったことにされているようで、釈然としません。
逆にランキン・バス・プロダクション作品をしっかり覚えているアメリカ人からは「ナウシカにはフライト・オブ・ドラゴンの影響が(「言の葉の庭」冒頭にもオマージュが)」「ポニョにはラスト・オブ・ユニコーンの影響が」という指摘も。https://t.co/hGpAyRQ3Sj
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月8日
ちなみにこの辺りの分析は海外で「クボ二本の弦の秘密」が「太陽の王子ホルス」に倣って(日本のでなく)ドイツ・ロマン主義の物語文法で組み上げられてる(それでいてちゃんと和風っぽくもある)のが話題となって生まれたもの。https://t.co/KQW9iIhQKH
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月12日
一方、日本の伝統と魔合体したロマン主義は「碇ゲンドウ=エイハブ船長」説を経て「昭和元禄落語心中」や…https://t.co/AafBbNWKyc
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月12日
「かげきしょうじょ‼︎」の世界に結実。まぁ、落語「死神」に宝塚「ロミオとジュリエット」「オルフェウスとエウリュデケ」とくればそれはもう紛れもない本格派ロマン主義…https://t.co/q77ezmRoZg
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年4月12日
そんな感じで以下続報…