ふと思い出したのが古代オリエント史における以下の一コマ。
- 古代エジプト新王国(紀元前1570年頃~紀元前1070年頃)における第18王朝のファラオだったハトシェプスト女王(Hatshepsut, 在位紀元前1479年頃~紀元前1458年頃)やアメンホテプ4世(Amenhotep IV, 在位紀元前1353年?~紀元前1336年頃?)は一般に平和主義者と考えられている。しかし実は(それまでミノア文明の平和的商業立国路線を継承してきた)ミケーネ文明が重武装する様になり、(エジプト人やヌビア人まで雇った)精強な傭兵隊の組織と派遣でも名を馳せる様になるのは、まさにこの時代においてなのである。これは一体どういう事なのか?
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おそらくハトシェプスト女王やアメンホテプ4世は軍事遠征だけでなく制海権を確保し続ける為の治安維持活動まで差し控える様になり、その結果本土のミケーネ人や地中海沿岸を跋扈する商人は自衛力の強化を余儀なくされたのであろう。またミケーネ人が武装を強化したのは一般に(大国の軍事力庇護下にない)地域まで商圏を拡大したせいといわれるが、ハトシェプスト女王は商業振興の時代ともされ、国家の庇護を得た御用商人の跋扈こそが不利な立場に追い込まれたミケーネ商人を「商圏拡大」に向かわせたとも考えられる。そして宗教改革に熱中したアメンホテプ4世は明らかに予算削減と忠誠心の疑わしさから軍縮に着手する一方、ミケーネ人傭兵の雇用を積極的に遂行したのだった。
そして現在…
2008年、オバマでなくてマケインが勝っていれば、シリアでこれほど多くの人々が虐殺されることもなかったろうに
— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) 2020年11月6日
シリア等、プーチンが裏で糸を引く殺戮をトランプは事実上放置。
— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) 2020年11月6日
2016年にヒラリーが勝っていれば、少なくともここまで放置はしていなかった。故にロシアはヒラリー下ろしの裏工作をしたわけですが。
ロシアの悪辣な動きを封じるには米国防・情報部門の働きは不可欠で、それにはトランプ退場が必要
オバマよりマケインが良かったという話から、なぜかバイデンよりトランプとの反応を散見しますが、違います。
— 黒井文太郎 (@BUNKUROI) 2020年11月6日
失点回避優先のオバマや損得勘定優先のトランプのように対外的に何もしない米国大統領は、プーチンの悪事を抑えるには不適ということです
全くもって賛同しかねる
— すと〜むわん (@nyada_shironeko) 2020年11月7日
美しかったシリアの街をこうしてしまったのは誰か?大量の難民を出したのは?
それは反体制派という名のテロリストに対戦車砲はじめ強力な武器を渡した米民主党だ pic.twitter.com/SppcN9vhp9
カダフィは国を豊かにしていた。
— WAT⚙️ (@WAT84784722) 2020年11月7日
それをぶっ壊した。
当時、ヒラリー・クリントンは国務長官を勤めていて、カダフィ暗殺についてこう述べている。
「来た、見た、死んだ。あっはっは」
EUの難民問題も全部では無いが元を辿ればこいつだ。
pic.twitter.com/H5rmT1W1BX
オバマ政権の功罪には北朝鮮政策があります。オバマ政権の戦略的忍耐政策で北朝鮮の核ミサイル開発が飛躍的に進みました。トランプ政権では最低でも核実験はやっていません。
— 🇲🇹川添友幸🇲🇹kawazoe Tomoyuki (@kawazoetomoyuk) 2020年11月7日
その政権が「平和的」か「好戦的」かは単純なパラメーターで定まるもんじゃない?