そういえば「アメコミの本場」米国のコミック・コレクターは筋金入りが多く、その派生として日本の少女漫画コレクターも存在していたりするのだけど「金髪のヘップバーン」なる概念を発掘して驚いていたりします。
ちょうど先日再放送してたけど、宮沢賢治は花巻の城跡にナポリの領主館を重ねたし、江戸川乱歩は麻布のホテルを欧州の小都会にあるそれに見立てて隠れ住んだ。60年代の少女漫画にはハリウッドのテクニカラー娯楽映画を紙の上に再現しようとしたものが多くある。ツッコミ冷笑文化からは何も生まれません
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) 2021年1月26日
賢治といえばイギリス海岸ですものね。
— 原田 実 (@gishigaku) 2021年1月26日
それそれ、そういうあこがれって今は失われてしまったかもしれません。
— 芦辺 拓 (@ashibetaku) 2021年1月26日
ああ、旧投稿を読み返すうち、思い出したくない悪夢を思い出してしまいました。
こんなの、絶対許さない…「Psycho-pass 劇場版(2015年)」の脚本を手掛けた虚淵玄が、スタッフから「この役、ただのオバさんじゃつまらないっスよ。飛び切り萌える美少女にして…」と告げられて「やめろ…彼女がどんな最後を遂げるのか解ってて言ってるのか…」「もちろん、解った上で言ってるんですよ、ティヒヒヒヒ…」。かのUrobucherですら、そうやって形成されてきたという事は、もしかしたら憧れというのは…(この手記はここで記述が途絶えている)。