数年前、(様々なサービスのオプション化によって運賃を下げている)格安航空会社にあえてノーアポで挑んで階段昇降機によるサポートが受けられず、タラップを自力で上がって英雄視された障害者運動家がいました。
この件に関しては二匹目の泥鰌はいなかった様です。
騒動になった社民党全国連合常任幹事の方、過去のブログ記事をあちこち消して回っているご様子で、
— タクラミックス (@takuramix) 2021年4月11日
つまり、
「それら記事が自分に不利なものとなる」
という認識でいらっしゃるという事ですわなぁ。
で、あちこちにキャッシュやらアーカイブが残ってるんで読んでみると、確かに酷い内容なんですよ。
…で、それらへの対応が、記事を削除ってのは、
— タクラミックス (@takuramix) 2021年4月11日
「なかったことにする」
って事でしょう。
社民党全国連合常任幹事って立場は、そういう事やっていいというか、そうしなきゃならない立場って事なんでしょうねぇ…としか思えないんですが、それで良いのでしょうか?何を目指してるんでしょう?
…おっと…決定的な事が判明。
— タクラミックス (@takuramix) 2021年4月11日
この人、『葬式デモ』の人と、こんな緊急イベント開催してるんだぁ(-_-;)。https://t.co/nrFeEMDk4Y
根本的に人間性の部分で信用出来ない人って事が明白じゃないか。
こんな悍ましいデモ→https://t.co/VolvCq4cwg
をやる人間と、よくもまぁ並ぶ気になれるなぁ(-_-;)
伊是名氏問題の最大の懸念事項は、伊是名氏に批判が集まることを見た障害者側が、JRやその他の企業などに対する正当な要求を躊躇うことにならかということ。
— モトケン (@motoken_tw) 2021年4月11日
それを防ぐためにも、伊是名氏が批判を受けている理由をきちんと明らかにするべきだと思います。
カスタマーハラスメントは健常者であろうが、障碍者であろうが認められないということと、快適な旅する権利は何人にも認められているということはハッキリさせたいですね。
— あまのがわinいとざき (@5b0a29db23dd47f) 2021年4月11日
『困った人が声を上げやすい社会に』
— オッス❗おら極右‼️ (@bQMO89wmEcECrGe) 2021年4月11日
たちの悪いモンスタークレーマーに絡まれて、困ってます。
こんなの、のさばらせるわけにはいかないですね。
そう、たちの悪いモンスタークレーマーに対しては、理由を明確にした上でモンスタークレーマーとしての扱いをするべきです。
— 怠惰に暮らしたいトド (@tsukuru_ouu) 2021年4月11日
むしろ開き直ってる伊是名氏に分からせる努力をすべきなんじゃないんですかね?”障害者”がめんどいじゃなくて”伊是名氏”がめんどいというのはほぼ統一見解なんじゃないの?
— morningscones+ (@morningscones) 2021年4月11日
彼女が「分かる」ことは期待してませんw
— モトケン (@motoken_tw) 2021年4月11日
そもそも身障者乗客には2種類いて、交通会社はそれぞれ以下の様な異なった対応を強要されてきたのです。
- 「他人に迷惑を掛けたくない」という気持ちから一切のサポートを拒み、かつ原則として健常者と同じ生活を遅れている事を誇りに思うタイプ…かえってクレームになってしまう可能性があるので、本当にそのタイプか確認する為に声掛けして違うなら対応を切り替える事はあっても直接サポートする事はない。とはいえこうした人達のトラブルがあった時のリカバリー能力は低いので、交通会社側は可能な限り見守り応対(「対応」はクレーマーを連想させサービス利用者側を萎縮させてしまったりそれ自体クレームの対象となり得るので、客商売では連絡の際にこういう言い方をする)を続けてきた。しかしながら最近のコロナ禍で乗客が激減し、それに避ける人的リソースが大幅に縮小してしまった事実は否めない。
- 「可能な限りサポートして欲しい」と思ってるタイプ…交通会社側はそういうサービス利用者の為に可能な限り準備したサポートの一覧を提示し、乗客側に事前に選んでもらう形を取ってきた。その範囲では定型化も可能なので、警備会社がこれを安価に請け負う子会社を設立したりもしている(安価な給料で働く彼らは白杖者や車椅子乗客への基本対応を教わって指定された場所に指定した時間に赴くだけで、経験に基づく臨機応変性を要求される例外的対応は任されないし、専門家としてのキャリアを相応に積み重ねてない以上任し得ない)。そう、これは客商売全般に言える事だが、極めて少数の人間だけが要求してくる(費用対効果の見合わない)特別な対応ほど高くつくものはなく、かつそれによる負担増(無料でも、いや無料であればこそ尚更、その精神的負担がサービス利用者側に重くのしかかってくる)をサービス利用者全員が望んでいる訳でもない(これは障害者乗客だけでなく、妊婦や子連れ親子や老人や外国人環境客にも言える事で、かかる層がはっきり集団として声を揃える事でそれが「少数者に対する例外的対応」でない事が明らかになれば雇用需要が生じ、結果としてサービス利用者側が助かる事もあるのである)。
おそらく反体制意識に凝り固まった頭の硬い障害者活動家は、気が付くとこうした現場における(コロナ禍以降特にシビアとなった)サービス提供側とサービス利用者側の「(相互配慮に満ちた)優しい関係」から置き去りにされてしまい、誰にとっても「百害あって一理なし」の存在へと堕してしまったのです。
- だが、かかる「相互配慮」こそが日本においては良い意味でも悪い意味でも曲者で、例えばもうかれこれ10分以上起き上がる事すら出来ないでいる急病患者が救急車を呼ぶのを拒絶したりする。
- サービス利用者側からすればサービス提供者側に対する最大限の配慮のつもりなのかもしれないが、交通会社側の抱える事情は複雑である。昏睡状態や意識膿漏状態にあるならともかく、そうでないなら救急車を呼ぶにも当事者の意思確認が必要で、それを呼び掛け続ける為に臨機応変な対応が取れるサービス利用者側のベテランが数十分も拘束される。しかも急病人は天気の変わり目などに重なるもので、こういう場面では定型業務をこなすだけの車椅子部隊は使えないから、臨機応変な対応が取れるベテランの車椅子部隊(実に頼りないほど少数精鋭)の対応は後手後手に回り、こうした負荷の全てを救急隊員に回す事は失礼千万と承知しつつも、介護センターへの搬送が決まったなら決まったで、そこでは過重労働に疲れ果て、余裕をなくした担当医の罵詈雑言が待ち構えているのである。「ねぇ、どうして説得に失敗したの? 現状わかってるよね?」(特にコロナ禍が流行して以降、交通機関の介護センターの機能は完全にパンクしている)。
- ああ、こういう時に限って純然たる田舎のスイスで生まれ育ったルソーが、リスボン大震災の際につけた難癖は、必ずしも間違ってはいなかったのかもしれないと感じてしまう。「疫病の流行や大災害の都度に被害が出るのは、人間が限界を超えて集住しているからで、それを可能とする国家のあり方そのものが間違っている」。ただこうしたアプローチのもたらす「過重集住の解消手段」の被害はさらに甚大である。最終局面で「ルソーの血塗られた手」と揶揄されたロベスピエールら革命委員会が辣腕を振るったフランス革命では国民の1/5の生命を犠牲にした上に産業革命導入が半世紀以上遅れて大英帝国単独派遣時代を準備し、これを模倣したポルポト政権に至っては国民の1/3の生命を犠牲にした上に(インテリ=ブルジョワ=政治的エリート階層の総粛清を経て)その文化レベルを分野によっては原始時代まで引き下げてしまった(特に医療関係の被害が甚大で、地方社会では「民間呪術師」まで復活)。
まさに以下の様な状況。
率直に、健常者社会がもう限界で悲鳴を上げている状況なんですよね。ウン十年前なら「そうだね、みんな老いるし、いつ障害を背負うかわからないしね」ということでバリアフリー社会をみんな当然期待していた。しかし経済的にみな追い込まれていって、ゆとりがなくなった。
— 慈永祐士 (@jiei_yushi) 2021年4月9日
そこで「障害者だっていろんなところに遊びに行きたい。それが許されないのは差別」と言われて、もう限界が来ちゃったんだな。経済がもっと潤っていた時代ならまだ流れが違ったかもしれない。
— 慈永祐士 (@jiei_yushi) 2021年4月9日
だからこの事件への反応も以下の様な具合に変化してしまったのです。
石川さんが
— みやびmama (@miyabi39mama) 2021年4月8日
車椅子騒動について
Facebookに投稿しますが
駅員さんに配慮したり
感謝の気持ちを示してる人達は
奴隷だそうです
勝部元気さんも
同じようなツイートをしてたけど
やっぱり、フェミ活動家は普通じゃない
石川さんも車椅子をかついでみないとわからないんだろうなhttps://t.co/50IILGPzIz
隣駅は、バリアフリーなのに
— みやびmama (@miyabi39mama) 2021年4月8日
重たい電動車椅子を
階段からおろして
落下して怪我をするリスクもあるのに
駅員は、命がけで対応しないと
いけないんですか?
熱海駅にいけば、ノンステップバスも障がい者用タクシーもあるのに
フェミ活動家は
駅員が怪我をしようが
気にしないんだろうね
人権侵害だよね
追記
— みやびmama (@miyabi39mama) 2021年4月8日
石川さんの
Facebookの投稿
私のニュアンスの伝え方が
違うと感じる方もいるかもしれないので
是非、読んでください
私は、かなりむかつきました
隣駅は、バリアフリーなのに
— みやびmama (@miyabi39mama) 2021年4月8日
重たい電動車椅子を
階段からおろして
落下して怪我をするリスクもあるのに
駅員は、命がけで対応しないと
いけないんですか?
熱海駅にいけば、ノンステップバスも障がい者用タクシーもあるのに
フェミ活動家は
駅員が怪我をしようが
気にしないんだろうね
人権侵害だよね
そうなのですよ。
— たかぽん (@TOizEGIT0fK6Y4S) 2021年4月9日
駅員さんが腰を痛めてしまった時の責任の所在は?これをどの様に考えるのかを彼女や彼女の擁護する人達に問うてみたいです。
ワイ元駅員だけど、そんなのに命賭けられるほど給料もらえないぞ。
— ばすのひと(GoTo五島列島!) (@bus_no_hito) 2021年4月8日
一人20キロだよ
— みやびmama (@miyabi39mama) 2021年4月8日
怪我してなくても
しばらく、あちこち痛かったと思います
ひどい話だよ
石川さんも、20キロもってみればいいのに
100kgの「車椅子」と同等の重さの物です。
— メスタンク (@Y2gyLsZMYu3vTje) 2021年4月8日
これをアポ無しで運べって言ってるんだぞ正気かよと pic.twitter.com/qWdLzsBbyz
昔電機屋さんの配送のバイトで
— 翠然(旧os) (@avusan) 2021年4月8日
冷蔵庫を二階に上げた経験があります。
実際は均等に重量がかかるのではなくて
階段の下の人は多くの重量がかかる、
上の段の人は中腰なので力が入らない、
と言うめちゃくちゃ危険な状態になります。
マジで簡単な作業ではありません。
ですよね(¯﹏¯٥)
— ばすのひと(GoTo五島列島!) (@bus_no_hito) 2021年4月8日
そこまで考える頭がないんでしょうね。
他の観点
例の車椅子様の件、その手法について批判する声がとても大きいことに感動した。権限の無い現場の労働者・接客従事者を詰める手法は、左派人権派が長年とってきた手法。20年前なら、その手法を批判する声はまれだった。あったとしても可視化できなかった。この変化に希望を感じる。
— イルカ (@diablo_delfin) 2021年4月6日
特に同世代から若年層に批判する声が多いように見受けられる。バブル崩壊以降の若者の多くが高校か大学でアルバイトを経験する。学生バイトのほとんどが飲食や小売り等の接客業だ。その中でモンスタークレーマーに遭遇する経験もしたことだろう。
— イルカ (@diablo_delfin) 2021年4月6日
その経験が、従来から左派人権派がとってきたクレーマー型闘争手法に対する嫌悪感を芽生えさせたのだろう。権限は無いが最前線で利用者の対応をする労働者の立場を、20代~40代前半の多くが経験した。その心理を理解できないまま従来どおりの手法をとる左派の時代遅れ感よ。リッ党の支持率が低い理由。
— イルカ (@diablo_delfin) 2021年4月6日
同じような話を前にも書いてたわ。
— イルカ (@diablo_delfin) 2021年4月6日
もう歳だから同じ話ばっかしちゃうの……許してね。https://t.co/JddIPVuNrw
これがその過去投稿
今時の若者の多くは学生時代のバイト又は現在の業務で接客を経験するので、モンスター客への嫌悪感が強い。江古田作者が不満げに愚痴っていた「若い人が、政府の人も頑張っているんだから、と慮って批判しない」というのも、モンスター客に対応する側への共感・同情の方が勝るからだ。
— イルカ (@diablo_delfin) 2020年5月12日
若年世代で野党支持が低く与党支持が高いのは、経済政策もさることながら、マスコミの取り上げる野党の態度がモンスター客やクレーマーを想起させているのも一因だろう。イデオロギーは左翼リベラルの方が若者にとっては魅力的なのに、支持率が一向に上がらない理由をもっと真剣に考えてほしい。
— イルカ (@diablo_delfin) 2020年5月12日
いや~まさかこんな時代が来るとはねぇ…。と言っても有権者の中ではまだまだ少数派ですが。高齢層はまだまだ公務員・公共工事をネガティブに見る人が多いと感じます。
— イルカ (@diablo_delfin) 2020年5月12日
昔の役場の窓口職員のイメージで止まってますからね。
シルバー民主主義ではあるんで、まだまだヘンな話はあるんでしょうね…
— はよ宮本 (@hayohater) 2020年5月12日
そんな感じで、以下続報…
そんな感じで以下続報…