諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】ラノベ系ヒロインの大源流としての「金色夜叉」の赤樫満枝

むやみやたらと戦線を広げると維持が大変です。なので、この話題への言及は最低限に留めたいと思います…

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要するに…

  • ここでいう「女性向け廉価読本(Cheapeditions)」こそ「パルプマガジン黄金期」につながっていく「出版規模革命」が生み出した鬼子である。

この話ですね。

  • その背後ではさらに複雑な「女性像の変化」が進んでいたのである。

そして「女より弱き者」の「悪女マリー」からのほとんど唯一の継承属性だった「妾として買われながら高利貸しの母屋を乗っ取った成金毒婦(「日本作品初のお嬢様笑い」も「高利貸しの成金笑い」の模倣として誕生)」設定が「生まれつきの嫌味なお嬢様」設定に置き換わって人妻属性が消えた時、いわゆる「日本のラノベ系ヒロイン」の原型が誕生する事になった訳ですね。舶来要素が壊滅した完全オリジナルの形で…

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  • 人妻属性」ただ時々先祖返り的に「真の愛に目覚めると見捨てられる許嫁」が登場。それはそれでE.M.フォースター眺めの良い部屋(1908年)」やD.H.ロレンスチャタレイ夫人の恋人(1928年)」の様な階級闘争的三角関係ロマンス(ヒロインが伝統的貴族の婚約者や夫を見限り、新興ブルジョワ階層/労働者の男に走る)を経て、さらにエンターテイメント性の高いロマンス小説的三角関係へと推移していく。

そして…

この話ですね。

ああ…

そして…

そして…

そして

そして…

まぁこの分類ではイプセン人形の家(1879年)」も足切り確定。そして…

まさかの「かえって戦場がむやみやたらと広がってしまった」案件。

話題が散らかったついでに追記…

シベリア流刑で終わる」の大好き、ロシア文学

もしかしたら、さらに「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の影響も受けている可能性もありますね。いずれにせよ19世紀後半から20世紀前半にかけて世界中に広まった悲劇の物語文法の一バリエーションであるという意味合いにおいては同型です。

これはもう画面的には耽美そのものだった「HERO(英雄、2004年)」の時点でもう、致命的に駄目になってました。これだから中国は…

そんな感じで、以下続報…