「男女関係のミラーリング」を試み続ければ、最も困難な課題に突き当たらざるを得ません。「女子のスルー能力」と「男子のハイド能力」の対比です。普段群れて暮らさない虎や蝎の場合を考えてみましょう。それぞれは普段離れて暮らしてますが、種族保存を賭した発情期にはそうも言ってられません。それで雄側には「雌に忍び寄る能力」が、雌側には「(あえて忍び寄る雄に)恣意的に鈍感になる能力(ただしイケメンに限る)」が生得的に備わっているとしか思えない現象が観測されるのです。
実例を挙げてみましょう。日本アニメ(ーター)見本市「旅のロボから(2015年)」は国際的に大人気を博しましたが、例えば2010年代に全盛期を迎えたTumbr上で男子アカウントと女子アカウントが回覧した画像内容は全く異なっていたのです。
そう、男子アカウントが回覧したのは「覗き見したエロ画像」、女子アカウントが回覧したのは「覗き見したロボを殴り倒す画像」ばっかりだったんですね。
どうして彼女達の間でガイナックス「FLCL(2000年~2001年)」が人気だったのか、改めて分かった気がしました。
間違いなく「くすぐったがるメカニズム」と関係してくる話。
なので一般に男子側が女子側にとっての「近傍(Neighbourhood)」の範囲を読み違えると大惨事に発展する様なんです?
実際「蠍の婚姻ダンス」も成功率は100%ではなく、そこにまさしく「(試みた人数より確実に生還例が少なくなる)ジャングル不等式」が認められるという次第。
そんな感じで以下続報…