今回の出発点はこの投稿。
今度はこれまで使ってきた「偶数球面の周囲を巡る奇数球面」のイメージに射影。
この場合、偶数球面が「革新的アプローチの可能な範囲」、奇数球面が「(革新的判断次元と伝統的アプローチの総和としての)適正次元を赤道とする革新面(中心から見て手前側の半球)と伝統面(中心から見て奥側の半球)の合成結果」と写ります。とりあえず郡全体としての核(正規部)は偶数球面=奇数球面上の革新面のみとなりますが、ここで新たに「伝統的アプローチも再構築を経て革新面(すなわち共有部)に移る事がある。このプロセスは群としての一貫性を保つ為、伝統面の再構築(再解釈)を伴う」「同様に群としての一貫性を保つ為、このプロセスを経ない伝統面要素は伝統面の元に含めない(閉世界仮説の採用)」という考え方を加えましょう。この座標系の大元のイメージ源たるマンハイム「保守主義的思考」に、そういう考え方が登場してくるのです。
- 実際には水平面上においてそれぞれの円周が三分割され、半径がで推移する同心円集合が現れる(指数尺)。また、均等尺を採用した場合、そこに現れる正三角形の升目を反射変換する事によって六角形の升目も扱える様になる。
- この様な半径1(直径2)の二重円(Double Cycle)/二重球面(Double Sphere)のみを扱う極座標系においては整数範囲で均等尺(Even Scale)と指数尺(Exponential Scale)の違いが表面化しない。この特徴を半径1(直径2)に状況に応じて三角関数y=Cos(θ)/Sinθ(0≦θ≦2π,-1≦y≦1)や指数関数y=(-∞<x≦0,0<y≦1)を射影する事により表現の幅がさらに広がる。
- この様に幾何学の世界では「素数2の概念」導入に自明の場合として「素数3の概念」導入が付帯する訳ですね。こちらの方面は方面で奥深い世界…
- そしてベン図で円のみを用いて表せるのもまた3集団のみとなります。
その全体が数学的構造そのものである為、別の人文学的概念に射影する事も可能。例えば、しばしば哲学者が課題として掲げる様な「自他関係」問題も、かかる「1本の半径を共有する二重円/二重球面(それぞれの両端が中心となり、互いが虚数系と映る実数計座標系を構築する)」で、それなりに上手く説明出来ます。例えば以下の投稿に重ねて見ましょう。
『疲れて帰って来ても夫が何もしてくれない!問題』。
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
根本的に旦那が人間として駄目な場合を除いて
『ジェンダー問題』では無いですわよ…原因。
よく『ジェンダーロール』で
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『女性/妻は家事をして当たり前と思われている!』って路線に持って行きたがる人が居ますけれど、
じゃあ
『男性/旦那が家事をしている家庭はどうやって成り立っているのか?』
って言うと、普通に
『夫婦間での話し合い』
で成立しているんですのよ。
となると
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『女性/妻が家事を押し付けられている家庭』
は、
『何故そうなっているのか?』
『勝手に家事をしているケース』じゃありませんか?
もしくは
『分担を提案していない』のでは?
人間が生きていく以上、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『生活上必要な各種の手間』と言うのは絶対に発生しますわ。
食事を作る・ソレを片付ける。
掃除や消耗品の把握と補充。
その辺の分担や話し合い、ちゃんとしてます?
『やらなきゃいけないけどやってくれないから自分で買って出て、やらない相手に不満を持ってる』のでは?
コレ、家庭内に限らず
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
仕事でも良くある
『自分がやったほうが早いし綺麗だけど、やらない奴に永遠無限に不満を溜め込み、怒鳴り続ける一流のつもりの三流中間管理職』が陥りやすいコミュニケーション不全ですのよ。
家事の分担は
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『実務』であって、
ソレを各人に割り振る
『会議や連絡・相談・マネジメント』がすっぽり抜けてるんですのよ。
『自分は言われなくてもこれだけの事をしてる!』
『このくらいやって当たり前!』
『やらない奴が悪い!』
こういう思考になってませんか?
『相手に仕事をさせてない』のに
会議も連絡も相談も無しに
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『勝手に仕事をして』
『相手の仕事のクオリティを罵り』
『自主的にやらない(怒られるのでやりたくない)事にも怒り狂い』
『腹が立つから相手と全体のマネジメントもしない』
そんな状態に、
『勝手になってませんか?』
破局家庭、それなりの件数見てきましたけれど
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『キチンと膝を突き合わせて話し合った回数』何回ですの?
相手に怒鳴らず意見を伝えた回数は?
嫌になって途中で怒鳴ったり、いい加減に聞き流したりしてませんか?
デートや旅行をするより、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
週に一度でも定例で
三十分でも良いから時間を作って
百均の小さいやつで良いからホワイトボードに記載しながら
『今週のお互いはどうだったか?』
『来週して欲しい事は?』
このくらいはした方が良い。
何年付き合っても夫婦でも子供がいても
『他人同士の共生』なんだから
なんで利益集団である
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『会社や社会』で
『会議や報告・連絡・相談に時間やリソースと言うカタチで莫大なコストを払うのか?』
より距離の近い
『家族集団』で
『それ無しにやり取りが上手くいく』と思えるのか?
『全然知らん、いつ何処で何をしてほしいのかも言わないで、思い通りにならないとキレ散らかしながら全体でやるべき仕事を抱えて疲弊している人』になっていませんか?
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
そんな風にならないでくださいまし。
ソレは『周囲の全員を不幸にする』んですのよ。
『任せた仕事のクオリティが低い』なら、向上する様に話を持っていかないと
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『なんでこんな程度の事もできないんだ!!』って言われて
『頑張ろう、一生懸命やろう!』って思う人います?
いるかも知れませんけれど
『関係性には悪影響』ですわよ。
お互い他人で、人間なんだから。
リスペクトは必須
既に例に出しましたけれど、そんな
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『勝手に仕事を抱え込んでいる自分を一流だと思い込んでいる三流中間管理職』にならないで下さいまし。
そんなヤツと同じ空間にいたい人は滅多にいないし、
本人も不幸ですわ。
『家にいる限り怒鳴らないといけないメンタリティで居続ける』って事は何かがおかしい。
『私は旦那のお母さんじゃない!』と
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『会社は学校じゃないんだぞ!』
よく似ているでしょう?
『女性/妻は旦那のお母さんでは無い』のに
『お母さんをやっている』なら、
ソレはおかしいんですのよ。
『旦那のお母さんをやってはいけない』
その前に
『話し合わなければいけない』。
『会社は学校じゃない』も
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『上司自身が上司の仕事をしていない』とそうなるんですのよ。
つまり
『自分の役割ができてない・相手に役割を共有できてない』
『怒鳴るだけ全体にデバフを撒き散らしてる』んですってば。
リスペクトを持ってコミュニケーションを取って下さいまし。
で、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『相手が話し合いに応じない』
『真面目に聞かない』
『要求を拒否する』とかの場合
『相手にリスペクトとコミュニケーション能力や姿勢が無い』んですのよ。
コレも決して珍しくは無い。
そう云う場合は
『第三者を入れる』
『自分の味方を増やして攻め立てろ』ってハナシじゃ無いですわよ?
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
そうしても良いですけれど、
『第三者にどう思うか』を言ってもらう。
それだけで『ハナシを聞く』様になる。
家族間でそこまでしないと駄目なのか?とかじゃ無く
『家族とわかり合うのに手間暇を惜しんでどうする?』なんですのよ。
『相手にリスペクトと対話の姿勢が無い』なら、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『ソレを形成しないといけない』。
ソレが嫌なら離婚して精算するしか無いんですのよ。
ソレが『夫婦関係』なんだから。
よくよく『話し合う』事ですわ。
これを『綺麗事』『大げさ』と思う人も居るでしょうけれど、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
職業柄『それなりの件数の破局を見てきた』から言うんですのよ。
『キチンと話し合ってさえいれば、酷いことにはならない』
例え離婚する事になっても
『相手を心底憎み抜いて、血みどろに成りながら罵り合いつつ裁判でケリ』とかには成らん
この辺に
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
ネットや人づてに聞きかじった
『ジェンダー意識』が絡むと目も当てられない。
「私は女性だから家事を強制されている奴隷で、相手は話も聞かずに奉仕させて搾取されている!!」
とか言い出すと、
『有り得た普通の対話や妥結が無くなってしまう』
あのね?『異性は敵じゃ無い』んですのよ。
ヤク物は
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『ジェンダー思想』を、真剣に
『人を不幸にするタイプの宗教』だと思っているのでアレですけれど
マジで『相手は自分と同じ人間』なんだから
『そこに属性を付与する』のは『差別』なんですのよ。
ジェンダー思想で楽になるのって
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『自分が苦しい思いをしていたのは○○と言う敵のせいだったんだ!だからそんな不正義と常識は破壊しなければいけない!!』っていうアレなんですのよ。
つまり
『苦しい自分を肯定して、その原因が他者や社会にあり、真実に気づいた自分は戦わなければいけない!』
ハッキリ言いますわ。
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『カルトの思想』なんですのよ、コレ。
コレの何処に
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『相手との価値観や要望のすり合わせ』がありますの?
こんな思想にどハマりして、
『身近な家族を敵認定している』人、滅茶苦茶いらっしゃるでしょう?
マジでしあわせになれないので
本当にその…ヤバいですわよ?
思想信条は自由ですけれど、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
上記の認識が自分に当てはまる方は
『カルトにどハマリしている人』なんですのよ。
本当に『身近な周囲が不幸に成る』し、
最終的に『ご自身もしあわせにはなれない』ケースが多いので、
『原因をジェンダーロールに求める』前に
身近な誰かに
『〇〇して』と言ってみて。
わかりあえない人は実際いるけれど、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
それは『ジェンダー問題』じゃ無いんですのよ。
『個人間のコミュニケーションと、認識のすり合わせ齟齬』ですわ…
『して欲しい事』を『相手に伝える』
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『聞いて欲しい話』を『相手に聞かせる』
『聞いてくれない』なら『聞いてもらえる様にする』
これって『他人と分かり合う』為に絶対に必要な事ですし、
『このくらい言われなくてもやって当然!』って
ソレを相手に求めるなら
『自分もそう扱われる』ですわよ?
奴隷同士が相手を奴隷にしようとマウント取り合うんじゃ無いんなら、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
『PT(家族集団)内でコミュニケーションを取って下さい』まし…
「家事や育児はとても大変なんだ!」と言いながら、
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
「旦那なんだからこれくらいやれ!」と言ってません?
「私はコレをやるから、貴方はこれをお願い」って、
話し合って任せて投げて
ソレを『相手がやってくれた』なら、
『感謝する』から
『大変な家事や育児をしている自分も感謝される』んですのよ
リスペクトされたいならリスペクトしましょうね。
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
そして
『話してもリスペクトしてくれない相手』なら、
関係ぶった切って事務手続きじゃよ。
社会でもそうでしょう?
家庭でもそうなんですのよ。
でも『ぶった斬る前に話し合う』んですのよ…頼むから
『人間関係を構築して』くださいまし…
『パートナーを悪にする思想』に逃げ込まないで下さいまし。
— ヤク物@ アドセンスクリック (@nezikure) 2022年1月29日
これが『DV家庭』とかならハナシは別で、即座に距離取る第三者入れるは絶対ですけれど
『家事を一方的に押し付けられていると思ってる人』は
『そう思いながら家事をする』のをまずやめて、話し合って下さいまし…
上掲の「数学的構造」としての問題解決空間(Problem-Solving Space)への「(話し合いによる)夫婦の家事分担への決定」の射影では中心も偶奇の峻別不可能(どちらも相手の周囲を回っていると見做せる)で、それぞれが共有する半径の反対側より伸ばした対蹠(北極に対する南極)を極点とする(話し合いの場に出さない限り閉世界仮説によって元から追い出される)他者面半球を背負っています。これもまたマンハイム「保守主義的思考」の中に登場する概念で、この結果として保守主義と革新主義の二項対立は発展的に解消され「誰もが公的に語り合って共有課題の解決を目指す革新主義者としての側面と、それ以外の部分について沈黙を求める保守主義者としての側面を備える」近代人概念へと到達するのでした。そんな感じで以下続報…