そうだ「憂国のモリアーティ」もそのうち読まなくちゃいけませんね…
今回の投稿の発端は以下のTweet
最近の推理ドラマ見ていて、つくづくコナン・ドイル卿の大発明は諮問探偵だけでなく、あるいはそれ以上にもう一人のコンサルタント「モリアーティ教授」だったんだな、と思う。
— 原田 実 (@gishigaku) 2022年3月29日
もともとはホームズさんを始末するための苦し紛れに出したキャラで、具体的な業務内容は語られていないから、後世の作家は教授をモデルにして、自分なりの黒幕像を想像することができる。https://t.co/iCiOE140NI
— 原田 実 (@gishigaku) 2022年3月29日
ここに乱入
一方、実は同じくらい大物なのに初登場時点で既に死んでて後世の人からも黙殺され続けれる可哀想な「恐喝王」ミルヴァートンさん…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
あ、でも、BBC『SHERLOCK』ではモリアーティさん以上の強敵、『憂国のモリアーティ』ではホームズさんとモリアーティ教授が力を合わせなければならないほどの厄介な相手として登場したじゃないですか>ミルヴァ―トン氏
— 原田 実 (@gishigaku) 2022年3月29日
不勉強でその辺り未見でした。今度目を通してみます。さぁてどう描いたのか…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
よろしくお願いします。
— 原田 実 (@gishigaku) 2022年3月29日
そして…
「ボヘミアの醜聞」「恐喝王ミルバートン」の様な恐喝者、「まだらの紐」「ブナ屋敷」の様な未成年の財産の管財者の使い込み事件は当時かなりあった様で、それで小説において彼らを罰し読者も留飲を下げるという構造があったといいます。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
同様の構造は1930年代における江戸川乱歩の通俗小説、1940年代~1960年代初頭の横溝正史「金田一耕助シリーズ」の「家」物にも。ある意味大衆向け娯楽が背負った宿命?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
この系統の話に登場するシャーロック・ホームズは平然と「探偵」の域を超えてくるし、明智小五郎も金田一耕助も「家の崩壊」の傍証者となるだけで誰も助けないんですよね。「資本主義とは何か」についての思わぬ傍証…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
×資本主義○大衆小説的正義。こう考える方が妥当な気がしてきました。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
まさしく精神分析始祖のフロイトがいう「さよう、自由は人間を解放する。ただし自由に、ではない」そのものの情景?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年3月29日
これもパラダイムの話?