帝国の落日はいつもいつも…
今回の投稿の発端は以下のtweet。
例の銃乱射事件、まずアゼル人等ムスリムの契約兵らが「我々の戦争では無い」と除隊騒ぎを起こしたので司令官ラーピン中佐が「これは聖戦だ」と演説。タジク人軍曹らが「聖戦とはムスリムと異教徒の戦い」と抗議した所「祖国の為の戦いを認めないならアッラーは臆病者」と発言https://t.co/ymcgVnKmt9
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) 2022年10月16日
☓異教徒
— 露探【円谷猪四郎】 (@karategin) 2022年10月16日
○不信心者
ここに乱入。
大日本帝国末期、人材供出によってボロボロ状態の日本領朝鮮で「この聖戦は我が国の宗教にとっても総力戦である。孔子廟も戦勝祈願せよ」と言い出す馬鹿が現れた話を思い出しました(それまで雌伏してきた独立運動家が再蜂起の準備を始める契機となる)。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月16日
ちなみにソースは東洋文庫「朝鮮小説史」収録の「延安行」。フィクション部分が多いともされ、歴史的史料としての採用は難しいとされてますが「当時の朝鮮人側の心象風景の推移」みたいなものをそれなりには捉えている様です。https://t.co/dJxsAQVEY4
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月16日
活動を再開した独立運動家が昔の仲間を訪ねると完全に(一時的潜伏先だった筈の)工場の工員化してて追い返される話とか、もうその景色自体の「あるある」感が凄い…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月16日
第二次世界大戦中におけるフランスのレジスタンス活動もそうなんですが、ずっと続いてるのはごく一部の僻地に過ぎず「支配する側が間違って「もうダメぽ」フラグを立ててしまった」瞬間から爆発的に増加する模様…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月16日
ちなみに太平洋戦争が敗戦に終わった時、朝鮮総督府が半島統治権を譲渡した「朝鮮建国準備委員会」がどうやって始まったのかについては不明な点が多く、私自身はこの「延安行」くらいしか知らないのです。https://t.co/CXbzHnKZIV
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
本当に今世界がロシアに感じてるであろう「何だこれ?こんなのもう俺達が恐れて従ってたアレじゃないじゃん‼︎」から色々始まってしまう景色。ただし急ぎ過ぎるとワルシャワ蜂起の二の舞に…https://t.co/KYQ99YKDA4
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
オランダでもこんな事が… https://t.co/2wgM4k9RHX
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
おそらく朝鮮総督府、この頃にはもうナチスドイツみたいに悪く足掻きせず「敗戦後の落とし所を考えて動いていた筈なんですが内容が内容だけに文献資料が残ってない?一方「延安行」も、題名通り著者が「ここで私に出来る事はあまりない。そうだ延安に行こう」と延安に向かってしまうので…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年10月17日
そんな感じで以下続報…