実を言うと、ここでいう「財務諸表モデル」には、まだ欠陥があります。
- 交代的に(貸借対照表次元における)資本/負債1を(損益計算書上における)費用1に射影する部分については特に問題がない。
- また(損益計算書上における)利益1を(貸借対照表次元における)資本計上/負債返済1に射影する部分も特に問題はない。
- 問題は「(損益計算書上において)費用1を利益1に射影するには売上2を必要とする」の部分。「損益計算書-資本回転」平面ではこの過程に2通りの「通り道」がなければならない。
さて、この部分についてどう説明を付けるか…
今回の投稿の発端は以下のTweet。
個人的メモ。まずいわゆる「リーマン球面」を想定する。これは偶数系(-1→0→+1を中心とする座標系)なので、その奇数系(半径1の球面を中心にe^-♾=0とe ^+♾を考え、正方向への目盛も負方向と同じ様に切る事で半径2の球面を構成する)を考える。https://t.co/ZDFJqVh86Z
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
この時、例えばこうした座標系の出発点たる財務諸表分析の概念で考えると全体の状況が(資本と負債を管理する)貸借対照表次元」と「(利益と損失を管理する)損益計算書次元」と、その交代関係の時間的推移を見る「資本回転率次元」の一次結合として把握される。https://t.co/ksapUvG0NI
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
そう、基本単位として「毎期全資本(あるいは同量の負債)を費用に計上して同量の収益を得て全額資本として再計上する(あるいは負債を全額返済する)」トントンの自転車操業状態を想定し、この営みを1回転と想定すると、その「半径=経営規模」の推移が把握出来るという考え方である。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
座標全体が球面を形成しているので「貸借対照表-損益計算書」平面からの観測では「資本回転」が、「貸借対照表次元-資本回転」平面からの観測では「費用/利益回転」が、「損益計算書-資本回転」平面からの観察では「資本/負債回転」が観察される。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
「経営の成功はその規模拡大、失敗は規模縮小という形で現れる」と単純化するなら、それは時間経過に対してある種の円錐座標系を構成し、その規模変貌の兆候はまず「資本/負債の増減」「費用/収益の増減」に現れる筈というのが財務分析の考え方。https://t.co/u4Iu5N8Sy2
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
この全体像を正確に把握するには、数学でいう「ハミルトンの四元数」概念が必要となってくるのが興味深い。資本主義社会において全ての基本となる「お金の話」がこんな有様なので、この辺り21世紀には文系人間でも必須強要となってくる様で…https://t.co/icbIJBxBPi
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
従来のフェミニズム運動が「第一世代(古典自由主義的=個人主義的)」「第二世代(サフラジェット運動やウーマンリブ運動といった集団闘争)」「第三世代(あらゆる女性の生き方を肯定する個人主義)」「第四世代(あらゆる運動を肯定する集団主義)」と「単位行列と回転行列の交代」で説明可能な事から…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
この座標系になんとか射影したいという動きも最近は海外で出てきた。とはいえ現在はまだどうやって「互いに独立的な三座標」を切るかについてすらコンセンサスが出来てない。というか、どう考えても「絶対的権威性を備えた単一の座標系」の勝利に終わるとは思えず、むしろその分布がこの座標系を構築?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
まだ詳しく調べきれてないが、その発端がある種のqueer論だった事は間違いない。例えば「男女関係の直積」すなわち「男男・男女・女女・女男で1周する四象限セクシャリティ」を赤道面に置いた球面においてその対蹠(南極と北極)を「男女関係の消失点=Queer軸」と考えると…https://t.co/n9cPRaUrre
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
Queer軸も「(禁忌増大によってユニセックス状況に進む)禁欲主義的方向性」と「(禁忌減少によって多様化に向かう)快楽主義的方向性」の二方向を備える必要が生じるし、明らかにそれは「0(虚無)↔︎1(現状)↔︎♾(混沌)」の奇数系座標系なのである。まずこの全体像が把握出来てないから…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
従来のフェミニズムが「0(禁忌事項極大)→1(現状)→♾(禁忌事項極小)」の方向に進んできたのに、勝手にそれを「0(禁忌事項最小)↔︎1(現状)↔︎♾(禁忌事項最大)」の流れとして考える似非フェミニストが大量に現れてしまう展開を迎えたのだった。まぁそれ自体は日本国内に限らない。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
要するに大元にある四元数の考え方、すなわちij=k,ji=-kが分かってないので南極と北極の区別がつかず映画「ポセイドン・アドベンチャー」で船首から沈んでるのに「助かる為に」船首に押し寄せる人々が出てしまうのである。この構造は反ワク陰謀論とも重なってくるところが。https://t.co/fmMBUMq0td
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
まぁ「ポセイドンアドベンチャー」のキモは「垂直に沈んでいく豪華客船の中で誰もが日常頼ってきた座標感覚を喪失する」点にあるのだけど、そういえば海外でもこのqueer球面論で「男と女どちらが正方向?」論争があるとか。そんなの数学的には単なる「右手系・左手系」の話…https://t.co/dIgRLsspDZ
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
要するに球表面座標系の話なので「任意の方向を正と定めると反対の方向が自明の場合として負と決まり(単位円を時計回りするか逆時計回りするかだけの問題だから、本当に任意)連鎖的にこれと垂直に交わる水平座標軸と垂直座標軸も検出される」というだけの話なのに…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
「最初に右を選ぶか左を選ぶかで全てが決まる」と考えるイデオロギー原理主義がとうとう本格的に時代遅れになりつつあるという話なのですね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
しかもこの話、冒頭に述べた様に「お金の話」でもあるので、彼らの経済的凋落も決定付けつつあるという…このシステム自体は別に荒俣宏いうところの「複式簿記の呪い」すなわち「経営規模拡大こそが会社の本懐」に特に拘束されてないのに、それが分かってないのがミソ。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
「a^nのaは1の時完全な静止軌道を描き、それより小さいと中心への落下軌道を、それより大きいと中心からの離反軌道を描く(で、この式で1進む時の傾きが1、-1進む時の傾きが-1となるaを求めるといわゆるネイピア数に)」というそれだけの話なのに…https://t.co/XQahR80P06
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
「資本主義社会は必ず必然的に増大の方向に向かい、その結果として帝国主義的段階に進んで自壊し、共産主義的段階に移行する」みたいな妙なイデオロギーに凝り固まってるから「船首から沈みつつあるポセイドン号の船首を目指してしまう」愚行ばかり繰り返してしまうという…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
そう「背景にある四元数概念はともかく、財務諸表からこういう組織の生々しい展開原理」も読み取れない様では、21世紀を生き延びるなんて、とてもとても…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
もう「半径の二倍は直径と考えると、負方向にこの単位円の半径を直径とする小円、正方向にこの単位円の直径を半径とする大円が現れて2^nの円錐座標系を構築」「この時、2^nの1の時の傾きは1未満、3^nの1の時の傾きは1以上と挟み撃ち法で考えるとネイピア数(2.7182…)が得られる」くらいは… pic.twitter.com/ksBTlHgO5K
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
小学校で教えておくべきなのかもしれませんね。プログラムで動かすと一発で頭に入りますよ。で「無理数だから絶対に正解に辿り着かない=天然の自然界に全く同じ周回軌道を無限に刻み続ける運動は存在しない」無常感からあらゆる考え方を出発させるべき… pic.twitter.com/iOAwnYK5Vf
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
あと「そもそも正負の概念(というより右手系/左手系の回転方向)なんて観察者が恣意的に決めるに過ぎない」って考え方もしっかり教え込むべき。https://t.co/H2pjcgDQNt
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月7日
これももはや「あれこれ哲学的に考え込むより自分でプログラミングしちゃった方が早い」次元の話ですね。例えば上掲の球面座標系の「正面図」。波が手前から奥に動いてる様にも、奥から手前に動いている様にも見え、しかも首や視線を揺らすとあっけなく切り替えられます pic.twitter.com/Nh8hI9R78b
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月8日
その「側面図」。条件は同じ。 pic.twitter.com/mzIiN24Byr
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月8日
その「上面図」。条件は同じ。 pic.twitter.com/KB2jyLCrt7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月8日
その「上面図」。条件は同じ。 pic.twitter.com/KB2jyLCrt7
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年11月8日
そんな感じで以下続報…