大国が駄目になる時はまず目と判断力が駄目になる?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
ロシアは、リアルな日本人の対露市民感情をつかめない。なぜなら自発的協力者、育成協力者が、自分に都合のいい話をするから。概してある程度以上の学歴を持つ共産主義とシンパ達はロシアが煽り育んだ反米感情で世相を分析し、それをロシアの諜報機関も好む事で、歪曲情報のサイクルが動く
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月24日
ロシアの情報機関が反米を煽り、その成果として協力者達の報告を上げる。この確認に左派メディアを用いる。この失敗が、ソ連時代も含めてずっと続いている。諜報機関が迎合する現地民によって目隠しされる現象だ。もちろん他国では親米協力者によってCIAが分析ミスる事もあるのでどこでもある事だ。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月24日
しかし日本が難しいのは、メディアがイデオロギーに偏りながら、それを承知で政府側が尊重してきた事だ。もちろん大戦の反省と民主主義によってなのだが、このあたりがロシアにはわからない。さらに誇大公称部数と左派メディア内での権威付けサイクルによって、さらに騙される。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
結果として、日本人に出会わない外国人は、全てメディアに騙され、ロシアの諜報機関も例外なく騙される。そこへ安倍元首相の非常に親和的な対露外交もあり、ロシアへの領土奪還デモも起こらないものだから、ロシアにとって日本は非常に対露姿勢が親和的に見えたのだと思う。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
殊にニ島返還議論が優勢になった時期があり、そこまでなってもデモの一つも起きずにメディアでもロシアバッシングが起きなかった事からロシアは日本がチョロいと思い込んだ。それが返還交渉は意味ないなどロシアの傲慢な発言の原因だ。現在でもメディアの論調は国民意識と乖離している。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
これがロシアを非常に誤らせた。ロシア自身の起こした侵略と虐殺への日本政府と国民の対露感情の劇的悪化をロシアは今に至るまでを読めなかった。対露感情アンケートなどでの指標を確認すべき手段がなかったのも大きい。さらに内閣支持率も上がった報道がなく大きく下がったままだと思い込まされていた
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
日本メディアが商売と煽りでやってる反体制を、ロシアはついぞ見抜けていないし、ロシアの上の方はわかっていない。そこを岸田首相に出し抜かれ、混乱した挙げ句に、ロシア政府関係者の発言で反応をうかがう状態になってる。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
ロシア諜報機関の、この種の劣化は、ウクライナ分析で明らかになってる。アメリカCIAも劣化しているが、ロシアFSBはウクライナ情勢の分析に大失敗している。それが対日本で起こっていないはずはなく、プーチンが好む日本の反米主義が、親中主義が大きく取り上げられ報告が上げられている。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
だから岸田首相訪問へのロシアの反応が、中国と関係が壊れるぞであり、安倍もと首相の時代は良かったである。FSBが左派メディアを分析して仕事するふりをしているから、ああいう声明になるのだ。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
結論として、ロシアの諜報機関は、FSBをはじめ、非常に能力が落ちている。米国一極時代から多極時代への移行に適応できておらず、隣国の世論ですら読めなくなってる。ロシアは盲目の巨人と化している。
— 宇佐美潤 (@UsamiJun) 2023年3月25日
ここに乱入。
19世紀フランスのインテリ階層が皇帝ナポレオン三世の手になる近代化革命を黙殺して「何も起こってない‼︎」と決めつけた結果、隣の英国に亡命していたカール・マルクスもこれにコロッと騙されて「ナポレオンのブリュメール13日(1852年)」を発表してしまったあの感じ?https://t.co/XwfTawABBo
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月25日
カール・マルクスは「ドイツ・イデオロギー(1855年-1856年)」の中で提唱した「必ず観察から入れ」なる基本姿勢を生涯貫くべきでした。「資本論」もロンドンで実際に観測した出来事に由来する箇所はちゃんと講談みたいに面白いのです。https://t.co/QYmgw0Vutp
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年3月25日
そんな感じで以下続報…