諸概念の迷宮(Things got frantic)

歴史とは何か。それは「専有(occupation)=自由(liberty)」と「消費(demand)=生産(Supply)」と「実証主義(positivism)=権威主義(Authoritarianism)」「敵友主義=適応主義(Snobbism)」を巡る虚々実々の駆け引きの積み重ねではなかったか。その部分だけ抽出して並べると、一体どんな歴史観が浮かび上がってくるのか。はてさて全体像はどうなるやら。

【雑想】ロシアが脱却しきれない(脱却しようとしない)前近代性について。

この辺りの投稿の補完。

ここでは東欧における「近代化=産業革命導入(およびそれを可能とする国体改造)の遅れ」がナチズムに協力してのホロコースト被害の拡大に直結する景色に焦点を当てましたが、逆をいえば、これらの国々はそうした「酷過ぎた過去」を踏み越えて妥協点を探り現在を築いてきたとも言い換えられる訳です。

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今回の投稿の発端はこのTweet

こうしたデータは現状を確認する上で重要です。

まぁ実際「ロシア人のユダヤ人蔑視」の方が酷いのは誰の目から見ても明らか。

気付いてないのは当事者ばかり?

スコットランド出身のカナダ人記者フレデリック・アーサー・マッケンジー(Frederick Arthur MacKenzie)はスコットランド系としてイングランド帝国主義に反発する立場から「韓国の独立運動(Korea's Fight For Freedom, 1920年)」において3.1万歳事件を弾圧した憲兵の残忍さを写真付きで克明に描きましたが(本国では日本人にも向けられたその残忍さ自体は韓国の軍事政権に継承される事で韓国の内部問題に発展していく)「韓国の悲劇(Tragedy of Korea,1908年)」では「(秦郁彦慰安婦と戦場の性」にも克明に描かれた)慰安は全て各兵士が現地の女性に勝手に求める帝政ロシア兵の滅茶苦茶さ(同盟相手の筈なのに完全に占領地扱い)と、日露戦争敗戦によって撤退を余儀なくされたロシア人(軍隊だけでなく同行してきて甘い汁を啜ってきたせ商人も含む)を火事場泥棒的に身包み剥ぐ徹底した復讐の伝聞から状況の再構成を試みています(一方、当時の大日本帝国の報道管制は徹底してしたので「日韓併合に向かう過程での蛮行」について言及箇所はあくまで類推の積み重ねに過ぎない。この傾向は「中国における蛮行」を描写したエドガー・スノーの著作にも見られる)。同様に断片的伝聞情報から朝鮮半島に進駐した清国軍も同様に全く統制が取れてない(優越国としての傲慢さ故にその必要すら感じない)略奪も強姦もやり放題の前近代的軍隊だったと推察される訳ですが、大日本帝国以外が行ったそれは全て不問に付し(下手したら大日本帝国が遂行した事にし)「大日本帝国の蛮行」のみを責めるのが朝鮮半島の民主主義の特徴。これには当然副作用もあり中国共産党に連行された間島の独立運動家が容赦無く皆殺しにされているにも関わらず、中国共産党の再接近を浮かれて喜ぶ本土独立運動家に対して(現地におけるテロ組織「義烈団」組織にも関与した)「民族史家申采浩は「歴史を忘れた民族に未来はない」と言い放った訳です。「ロシア()の残忍さ」と言われてまず思い浮かぶのがこれ。その根幹にあるのは常にある種の前近代性という…

これは(ポグロムを遂行した帝政ロシアロシア革命(1917年)で打倒した)ソ連にニューヨークのユダヤ財閥が肩入れし、ドイツ革命(1918年)に際してプロイセンユダヤ人革命家らがミュンヘンなどのレーテに呼び込んだソ連共産主義者が現地で遂行した大規模粛清がフライコール(ドイツ義勇軍)による残忍な報復を誘発し、ホロコーストを正当化する口実として使われた歴史まで遡る因縁だったりします。

それをいうなら「スラブ人のドイツ嫌悪」は北方十字軍(12世紀~15世紀)における騎士修道会の活躍まで遡る訳ですが。

まぁ私は2010年代後半におけるtumbr殲滅戦の生き残りなので「殺す側の論理」の雑さ加減には判定が厳しいのです。

そんな感じで以下続報…