「大災害」の残す傷跡は一方向的ではない?
今回の投稿の発端は以下のTweet。
結局「誰の許可を得てこんな猥褻物が公共の場に陳列されているのか。社会正義がそれを許さない‼︎」とかシュプレヒコールしてる似非リベラルや似非フェミニストの方々が必ず最後に辿り着いてしまうのがこの境地。 https://t.co/exTx89ebN9
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
どれほど「自分の心に届いてる良心の声は宇宙普遍の真理」と容易く信じ込んでしまう人々にとっての「誰もが笑って暮らす明るい平等社会」がいとも容易く「自分以外の全員を殺し尽くすまで終わらない内ゲバ」に到達してしまうか経験済みなので、まぁ別に驚く様な話でもありません。 https://t.co/Ixa5mMV6A9
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
「自分の心に届く良心の声だけが唯一無二の真理」と信じてしまう危うさについては、戦前最大のマルクス主義理論家戸坂潤がこう公式化しています。「誰かにとっての究極の自由主義は、他の全員に対する専制の徹底という形でしか実現しない」。 https://t.co/rGnrRN6U5U
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
実際には同じ強烈な体験から人が直感的に確信する教訓にすら分散幅が存在します。例えば6万人弱の人命があっという間に奪われたリスボン大地震(1755年)。「フランス絶対王政が産んだ知の巨人」ヴォルテールは「こんな犠牲を神がお望みになる筈がない‼︎」なる信念から理神論の提唱者となり… https://t.co/zjjc7p6P03
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
一方「故郷ジュネーブに顕現したカルヴァンの神権政治を理想視するスイス無政府主義が生み出した怪物」ルソーは「神が絶対王政による都市集住に最後通牒を突きつけられた‼︎」と高らかに宣言。「ルソーの汚れた手」ロベスピエールを産んだフランス革命からポルポト派に継承される急進協和派の祖に。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
×「ルソーの汚れた手」⚪︎「ルソーの血塗られた手」。かくして絶対王政時代の資本主義的発展を支えた地域では「霞弾で市民を次々と挽肉にし」「妊婦の腹を裂き赤子を竈門に放り込む」殲滅作戦が遂行される展開に。要するにポルポト派はこれを真似たのです。https://t.co/nhvThrP2xn
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
ソ連時代の「クラーク(富農)殲滅戦」… https://t.co/xS4nWF1gUo
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
中国共産党の「AB団殲滅戦」もこの類。戸坂潤が指摘した様にこの種の正義の追求は、現在の北朝鮮の様に「権力者は地主とか対日協力者の末裔といったレッテルを貼るだけでいつでも気に入らない一族郎党を全員機関砲の標的や軍用犬の餌に出来る」社会に辿り着くのみなのです。https://t.co/R1uWnMKZJz
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
日本の似非リベラルの方々は二月革命を成功させたフランスで「世界初の普通選挙」が遂行された事を称揚しますが、これに打って出た急進共和派が「フランス革命の完遂(店舗経営者の様なプチブルをも処刑し尽くしての私有財産制撤廃)」を提唱して当然の如く大敗北し…https://t.co/0r3mQvWnwi
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
「やはり選挙では悪を殲滅出来ない」と思い詰めて武装蜂起を計画した挙句の果てに首謀者が悉くアルジェリアなどの植民地に配流されて壊滅した「六月暴動」については一切語りません。そうすると「パリ・コミューン」を誰が起こしたか分からなくなってしまうから。https://t.co/sZ81EcQChw
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
本当に「パリ・コミューン」を起こしたのは一体誰だったんでしょうね?https://t.co/3MCbpqxOCf
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
ソレルが「暴力論」を上梓した時代から続く「変われない(だから政治的不満がすぐ暴動に発展してしまう)フランスの構造的問題」についてのフランス人自身の分析。 https://t.co/k8lQK7GnGI
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月26日
根幹にあるのはむしろ「自分が究極的には何を求めているかこれまで一度も突き詰めて考えた事がなく(そういう頭が少しでもあれば上掲の「自由主義のジレンマ」は回避可能)人への配慮ばかり求めている人々の可視化」みたいな問題? https://t.co/hZ7GIMh7jR
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
全ては「人工物は、町がつくったものは、すべてダサい(だから塗り潰す)」なる発言を聞いて思いついた事…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
こういう話でもある?https://t.co/svgj4IWDsN
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2023年5月27日
そんな感じで以下続報…