小泉八雲が「日本は鏡の国」と表現していたのを思い出しました。独特の民族的自尊心の低さから勝手に自信を持ってオリジナリティを打ち出すのが苦手な反面、輸入した文化をそのまま画一的に受容するのも民族的自尊心が許さないので多種多様なバリエーションを生み出すという。どんな国にもその国なりの多様性があり、日本の場合はそういう現れ方をする事が多いという…
しかしまぁ、それをいうならフランスや中国の様な文化中心国ほど周辺文化の摂取に熱心だったりして、だんだん合わせ鏡状態になってくるのでした。
マッドマックスの世界にブルース・リーを放り込んだら面白かろうという発想から北斗の拳が生まれたりしてる訳で、日本の漫画は欧米より先進的だとか思い上がりもいいとこ。
— Lhasa (@AtTheBlackLodge) 2021年12月21日
マッドマックスもブルース・リーも別に日本人が作ってないもんだし。
— Lhasa (@AtTheBlackLodge) 2021年12月21日
あといつも思うんだけど「アメコミは勧善懲悪で多様性が無い」から日本の漫画やアニメは優れてるんだみたいな事を言いたがる人達、勧善懲悪が好きそうだし多様性は別にそんなに求めてなさそう。
— Lhasa (@AtTheBlackLodge) 2021年12月21日
そして…
でも逆に「狂った果実」の影響で「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」が製作された経緯もありますね。「何が最大のカルチャーショックだった?」「手持ちカメラ」という辺りも逆に日本人には思いつかない発想。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月22日
常に相互に影響し合ってるものだと思います。「うちはうち、よそはよそ」みたいな狭苦しい考え方の中で満足してない限りは。
— Lhasa (@AtTheBlackLodge) 2021年12月22日
日本人が気をつけるべきは「日本で受けた作品が海外でも受ける時、受けた理由が日本と同じとは限らない(だから、その都度慎重な分析が必要)」という辺りかもしれません。そして20世紀後半以降、日本と英国は「米国人消費者の財布を狙うライバル同士」という関係に入ったという辺り。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月22日
あえて心掛けるなら「凄まじさ」かもしれません。あらゆる評価軸を突き抜けて相手の心に届く様な何か。
そこに割り込んでくるオーストラリア、カナダ、メキシコ、韓国という構図。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月22日
そういえばニュージーランドを忘れてました。日本のトップクラフトが完遂出来なかった「指輪物語」映像化を完遂する偉業を残してますね。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2021年12月22日
そんな感じで、以下続報…