コンピューターの発達速度自体は日進月歩ですが、アルゴリズムの発達速度はそうでもなかったりします。そこで気になるのが、この次元における高校数学/大学受験数学の在り方だったりする訳です。
出発点はこの投稿。
素人が数学の問題を作ろうとすると、不思議な事に大抵はクソ問になってしまう。つまり、クソ問の方がある意味「普通」であって、特に面白く無くても、途中でつっかえること無く最後まで解けてしまうような「普通の問題」というのは、案外凄いんですよ。これは作問サークルやってみると分かるんですが。
— すむーずぷりんちゃん🍮 (@mat_der_D) 2022年2月5日
— すむーずぷりんちゃん🍮 (@mat_der_D) 2022年2月5日
京大作問サークル↓@saKUmonCircle
— すむーずぷりんちゃん🍮 (@mat_der_D) 2022年2月5日
ここに乱入。
「普通は高校生レベルでは解けないが、既存知識を援用するとあっけなく解ける」高校数学や大学受験の良問、pythonのsympyに解かせると大抵大変な事になります。あれはある種の「コンピュータ知性の限界」に対する挑戦?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月5日
そのうちsympyにもそういう「人間らしい解き方が実装されるのでしょうか。それはそれでもはや人工知能の領域では?
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月5日
そのためにはまず、人間らしい、を掘り下げる必要がありますよね
— 東大京大国公立医学部JOURNAL (@jul1_7) 2022年2月6日
20世紀末の「第二世代人工知能ブーム」の時代には、そういう試みもあったんですよ。最近は全然聞かなくなってしまいましたが、もったいない話です。
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月6日
この年表によれば1980年~1987年頃の話ですね。https://t.co/DiRHnYjF7y
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月6日
その直後の1989年から1993年頃に人工知能に少し関わりましたが、人間らしい知性の定義は極めて難しく、遺伝的アルゴリズムとファジィ理論を用いて再帰的に考えるところで限界を迎えました…
— もとぷろ (@KcoOnsBulE) 2022年2月6日
あの研究を続けていれば今頃は何か変わったんでしょうかね~…(いや、オレの実力じゃ有り得ないなw)
ちなみに当時の私は大学生時代に「人工知能言語」Plologに触れ、卒業後は「ビジュアル志向言語」Prograph CPXのテクニカル・サポートなんぞしておりました。JavaやRubyをライバル視してたんですよ。なんておこがましい…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月6日
高校生「人工知能よ、まず俺を倒せない限りシンギュラリティなんて夢のまた夢なんだぜ」
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月6日
「こうして一手順加えるだけで中学生問題に」と「力尽くで平方完成したら、こうなりました。次の指示をマスター」の間に横たわる超えられない壁…
— Yasunori Matsuki (@YazMatsuki) 2022年2月5日
そんな感じで以下続報…